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発達障害かも?のいちばん最初のはなしー長男(まる)の場合ー

長男まるの発達面で気になりだしたのは
1歳ちょっとすぎ頃。

きっかけは逆さバイバイです。

パパにいってらっしゃいをするときの手が
いつも逆さになるので、
「バイバイはこっちむきだよ~」
と特にふかく考えずに
向きをなおしていました。

そんなある日。
パパが私にさらりと告げたこと。

「逆さバイバイって自閉症の特徴みたいよ」

・・・。
なぬっ!?Σ(゚д゚lll)

初めての育児で、
その日一日を無事にすごすことに必死
(↑まる6歳の現在もまったく同じですが)
だった私にとって、
突然やってきたnewワード。

『発達障害』

この日を機に
『発達障害』『自閉症』
2つのワードで頭の中はいっぱいに。

携帯をさわれそうな時間は
それらのワードでひたすら
ネットサーフィン状態でした´д` ;

1歳前後に気になっていたのは
逆さバイバイですが、

今思えば。
1歳前のあかちゃん時代の
ものすごーーーい寝つきの悪さと、
あしおと一つで起きてしまうぐらいの
もんのすごい浅ーーーい眠り
(睡眠問題はまた別記事で書きたいと思います)
発達障害たる要因のひとつなのでしょう(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

自閉症…??
でもここはできてるから違う!

…みたいな、
『自閉症ではない理由』を
常に必死に探していました。

意識しだすと、
日々のネットサーフィンで得た
情報に当てはまることが
どんどん増えていきます。

注)↓は、あくまでまるの実際の様子で、
 どれかにあてはまったからといって
 必ず発達障害ということではありません。

  • くるくるまわるもの、同じ動きを繰り返すものが好き

  • プラレールを横になってタイヤ付近をみる

  • 目線が合いにくい

  • 一緒に遊んでもあまり相手を意識しない

  • 名前を呼んでも反応しないことが多い

  • お友達に興味をしめさない

  • 道端で見つけた石を横一列にひたすら並べていく

  • 言葉がなかなか出てこない

こういった目立ち始めた行動とは真逆に、

・すべり台をすべる
・走る、ジャンプする
・おもちゃのボタンを指に力を入れて押す
・クレヨンをにぎって描く
(↑”にぎる”こと自体がわからない様子)

といった、
身体面で
同い年の子が自然とできるようになる
部分の成長がなかなか感じられない


年齢があがるごとに
同い年のお友達との発達の差は
開いていくようでした。

はじめての子育てと
育てにくさを感じる育児の両方が重なって、
まるが小さい頃は私自身も心に余裕ゼロΣ( ̄ロ ̄lll)

そんなこんなで。
色々こまかい記憶が
ふっとんでしまっているのですが…

そんな母が今でも、
鮮明におぼえているでき事があります。

当時(まる1歳後期ごろ)
住んでいた地域の児童館に行ったときに、
誕生日がたった一ヶ月ちがいの男の子が
自分でうわぎのチャックをジーッとさげ、
上手に脱いでいました。

「もうひとりでそんなことできるんだ!」
と心の中で驚いていたその直後。

さらに上をいく衝撃がΣ(゚д゚lll)ガーン

その男の子が
おもちゃに向かって走りだしながら、
『つぎは〜〇〇駅〜』
と電車のアナウンスのまねをしたのです。

「え( ゚Д゚)⁉もうそんなにしゃべれるの⁉」


なんたって、
その頃のまるは単語も『ママ』のみ。

上着のチャックをさげるような
指先を使う動作は一人では一切できず、
”走る”という行為もほとんどしない。

そのおともだちは逆に発達が早めだなと
冷静に考えるとわかるのですが…

なにしろ初育児。
(→しつこい。)

他のお友達の様子と比べて
できることの少なさが
次々に見えてくるような気がして。

児童館に行くことも、
だんだん憂鬱になっていきました。

今になると児童館なんて
「そこまでムリしていく必要ないよ~」

…と思えるのですが(;´・ω・)

当時は、
「同年代のお友達とのかかわり」とか
「児童館や公園に積極的にいって
心や体をそだててあげなきゃ!」
みたいな。

自分がイメージしていた
‟よいお母さん像"に近づくため、
必死でした。

(今現在も「第三者から見た良いお母さん像」にしがみつく自分がいたりする時があり、過去形にしきれていませんが…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚))

それに、
はじめての育児の日中は
旦那さんも仕事で、
まだしゃべらないあかちゃんと
ひたすら二人きり。

そこに加えて先に書いたように、
一緒に遊んでいるのに、
いまいち一緒に遊んでいる感じがせず(;´Д`)

孤独感もより強かったのです。

母自身人見知りで、
児童館にいけばそれはそれで
疲弊することがわかっていながらも、
児童館にこどもと行っている自分にほっとしている…
なんて気持ちもあったように思います。

こうして
はじめての育児のかなり早い段階から
「こどもの発達」
について悩むこととなるのでした。

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