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療育を終了した今だからこそ思う、療育先を選ぶ時のヒント②ーまるの場合ー

前回、
療育をやっていてよかった!
と一番感じた「まるの身辺自立面」について
思うままに書いていたら、
やたらと文章が長くなってしまい…スミマセンΣ(゚д゚lll)

集団生活における身辺自立を
未就学児のうちに重点をおいて取り組めて
よかった!!と感じたのには
もうひとつ。

理由があります。

まるは小学校の支援級に通っていますが、
支援級とはいっても、
勉強以外の生活面における
身辺自立に関しては
”家で練習しておいてください”
というスタンスが強め、ということです。

まるが通っている学校では、
というお話になりますが(・o・)

トイレ面でいえば、
基本的には一人で行けることが前提なので
大きい方をするのになにかしら難がある

・できるけど大人につきそってもらいたい
・おしりが拭けない
・オムツを履いている

…等あった場合でも
基本的にそこに先生がつきそったり、
介助したりすることは難しいということ。

支援級といっても
先生1人に対して最高6人の生徒を
みなければならないので、
トイレに毎回つき添うことが実情的に
難しいんだなぁというのは
小学校に通うようになって、
先生の忙しそうな様子を目の当たりにして
感じています。

ただ、トイレ面以外は
支援級でやっていける。

という子が実際いるのも
それと同じように目の当たりにしているので、
そこはすごく難しい問題だなぁ…
と思っています。

ちなみにまるは、
大きい方を家以外の場所ですることが
できませんΣ( ̄ロ ̄lll)

もともと便秘がちなので
学校生活を送っている分には
いまのところ大丈夫なようですが。

学校でしたくなって
でも我慢して…

帰り道に
「トイレ行きたい(泣)」
といって親子で慌てて走って帰る、
なんてことも結構あります😅

それから、
体育の時間に体操着に着替える。
体育が終わったらまた洋服に着替える。

これも単純に着替えるだけでなく、
小学校は「時間」にそって
動くことも必要なので、
”体育の授業に間に合うように”着替える
という制限時間のようなものもの
加わってきます。

なので、
小学校入学前に
洋服の着脱は基本的にできている方が
支援級といえどもスムーズで、
+スピード感
の部分を入学後は練習していく…
ようなイメージです。

とはいっても支援級の良いところで、
一年生のうちはかなり、
余裕をもって着替えられるように
してくれています。

体操着つづきの話でいうと、
体育のあとは体操着をたたんでしまうよう
最初のころに先生に教えてもらったようで、
頑張ってたたんで週末持ち帰ってきます。

ここでもまさに、療育で練習した
・裏返しにならないように脱ぐ
・洋服をたたむ
がとても役に立ってくれていて。

おそらくですが、
支援級の先生も最初の数回は
たたみ方の指導をしてくれますが、
それでも進歩がないと
「お家で練習してきてくれますか?」
の言葉をいただく気がします(;^_^A

これは給食準備時の白衣+三角巾にも
同じです。

まるの支援級では
白衣も三角巾も自分専用のものを
毎日持参していて。

結ばなくていいゴム型の三角巾と
かぶり型の白衣ですが、
三角巾はゴム型とはいえ
こども達もあまりなじみがないので。

入学前の懇談会かなにかの時に
「三角巾の練習をしておいてください」
と言われていた覚えがあります。

逆に、
工作やひらがななどの机上活動は
支援級だときちんとそれぞれの子に
あわせて進めてくれます(`・ω・´)b

まるの同級生も
みんなタイプが全然違いますが、
(授業参観に行って様子を見させてもらうと)
同じ課題に取り組みがらも、
そのやり方や方法がひとりひとり
違っていたりもして。

いわゆる「学習」面は身辺自立面とは逆に、
小学校に入ってからの注力でも

一緒に頑張ってくれる場所がある。
フォローしてもらえる人がいる。

ということを実感しています。


ちなみにですが。

まるの学習面はというと、
小学校に入る前には「書く」ことは
まったくできず、
ひらがな、カタカナを読むことが
できるまででした。

一年生が終わる今、
学校生活のおかげで
ひらがな、カタカナは書けるように
なっています。

余談が多くなりすぎて、
結局今回の表題はなんだっけ?

…と母自身がなってしまいましたが(・_・;)

療育先を選ぶ時のヒント。

もし身辺自立面に重きをおいて
取りくんでくれる療育先が近くにあるようなら
母の経験談からすると、
優先度高めに見学に行かれることを
おススメします。

年齢があがればあがるほど、
(良いことでもあるのですが)
自我も強くなるので…😭

生活のスタイルや習慣を覚えたり、変えたりは
難しくなるなぁとも最近感じています。

まるで言えば
自閉症スペクトラムの特性からくる、
ルーティーンのように一度クセづいてしまうと
それを直すことは不可能に近いので…( ノД`)

いまでも少しだけ
「未就学児時代にあれ早めにやっておけば
よかったぜ…」
と思うこともあったりします㊙

でも。

ルーティーン化してしまえば
それを無意識にしっかりやってくれるのも
まるのすごいところなので(`・ω・´)b

小さいうちからそんなガツガツやらなくても…

と思う方もいるかもしれませんが💦
まるの場合は
小学校入学前の、
本人もまだいろいろわからない時代に😅

できる限りのことを
療育で繰り返し練習したことは
本当によかったと思います。

余談ですが、
次男コタはまるとは違って、
(特性の種類も違うので当然ですが^^;)
あまりガツガツやると嫌になってしまうタイプ
です😨

まるが成長していった方法は
コタには合わないと途中で気が付き、
今はコタに合った方法を模索しながら、
小学校入学前までの期間を
大事にしようと思っているところです。

療育を受ける受けない、
どの療育が合っているか、

…など、
本当にお子さんそれぞれによって
まったく違ってくると思います。

それでも共通して言えるんだろうなぁ
と思うのは、
特性のある子供たちにとって、

小学校に入るまでの時間の過ごし方は
きっととても大事。

ということ。

プレッシャーになってしまうかもしれませんが、
療育を受ける意味や
療育先を決める時の後押しは、
母のわずかな経験からすると
この言葉につきるのかもしれません。

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