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公益事業の資金調達の基礎・基本 振り返り

こんにちは、エールラボえひめディレクターの泉谷昇です。
 
先週の金曜日(9/27)18:55からFMえひめで放送されたラジオ番組【エールラボえひめ】はいかがだったでしょうか?
聞き逃した!と言う方、次回は10/25(金)18:55からFMえひめです。ぜひ!お聴き逃しなく。
 
さて、エールラボえひめでは9/25(水)19時から「公益事業の資金調達の基礎・基本セミナー」をオンラインで開催しました。
本号はその振り返りです。
 
県内外から参加できるのがオンラインセミナーの良い所で、今回も県内外からご参加いただきました。
 
そんなセミナーは「公益事業の資金調達」を中心に紹介しましたが、その前に正しく理解しておかなければならないコト、整理しておかなければならないコトがあり、それは「課題とは何か?」「調べるとは何か?」「ニーズとウォンツの違い」「目的と目標の違い」「スケールアップとスケールアウトの違い」「ターゲットの設定」などでした。
 
これらの違いや意味を押さえておかないと資金調達はできないと断言しました。
 
セミナーは1時間でしたので、用意したスライドは26枚で、その中でも特に重要と紹介したのは3種類でした。
その3種類は以下の通りでした。
 
(1)「資金の種類(寄付、会費、自主事業費、受託金、助成金/補助金)」を知ること。
(2)「調達内容(調達したい金額、調達の手段、調達のタイミング、調達後の自走モデル)」を整理すること。
(3)「調達後の自走法(物販モデル、製造モデル、利用モデル、広告モデル、課金モデル、手数料モデル、加盟モデル、受託モデル)」を構築すること。
 
「資金の種類」とは性質です。
小口だけど安定している寄付金や会費、自分たちで用途が決められる安定的な財源です。一方で金額が大きい代わりに対価性を求められ、また不定期で預かれる受託金や助成金。
一言で資金といっても性質が異なるため、それぞれの特性を活かす必要があります。
 
「調達内容」とは整理です。
漠然と資金が必要と思ったり、調達の手段が曖昧だったり、調達時期が明確でなかったり、調達後のイメージが描けてなければ共感は得られません。状況と未来を整理して想像を描き切る大切さが求められます。
 
「調達後の自走法」とは持続・継続です。
公益事業はイベントではありません。掲げた使命は1回や1年では終わらないでしょう。
なので持続・継続が求められます。そのためには資金調達を続けなければならず、同時に実績や評価を積み重ねることで社会的信用を得ながら取り組みを続ける必要があります。
 
基礎・基本的な内容とは言え、難しいことも言ったかも・・・と思いましたが、以下のような感想をいただきホッとしました。
・資金調達で知りたい内容が入っていたので今後のためになりました。
・カレーの例えなど分かりやすい内容でした。
・簡潔で分かりやすかったです。
・ざっくり「お金が足りない」と思っていた課題を、とても分かりやすく分類、整理して説明して頂いた気がします。
・自分事を当てはめてみながら振り返りたいと思います。
 
10月以降、助成金の申請受付が色々な団体や機関で始まります。
これは来年4月からの助成開始を目的にしているからで、学んだことを実践して資金調達にチャレンジしてほしいと思います!
 
R6年度のエールラボえひめは、事務局がFMえひめになりました。
そして、毎月最終金曜日の17:55からエールラボえひめのラジオ番組が始まっています。
番組名は【エールラボえひめ】と、そのままですが、愛媛のDX推進について紹介していますので、お楽しみに!
10月の放送は10/25(金)17:55からです。
 
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他にもNoteを活用した情報発信、ディレクターのコラムなどを掲載しています。
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