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議事録「リーダーに求められる3つの事」

10月に入りました。今月は子供の運動会があるのですが、全競技を見られるわけではなく、子供の出る競技だけ見られるソーシャルディスタンスプログラムらしいです。コロナの影響はまだ続きますが、共存のスタンスで付き合っていくしかないですね。

今日はリーダー、役職者に求める能力について書きたいと思います。
今の時代を受けてリーダーへのマネジメントも少し変わってきていると感じます。ここで気をつけなくてはいけないのは、時代が変わってもマネジメントで重要なポイントは変わらないことです。個人の時代到来となったことで個人がフォーカスされてしまいますが、個人にフォーカスされる時代になっても働いている会社は組織です。
組織の強みは個人では成し得る事ができない大きな成果を上げる事です。なのでリーダーや役職者は、組織の中で最大パフォーマンスを上げるマネジメントをしなくてはいけません。
僕が思う3つのポイントをあげてみました。

①ルールの設定。

ウィルス共存時代になって働き方に変化が起きて、日々アップデートが求められています。
体制を作る時に大事だと感じるのは、社員を信じて裁量を与える事ではなく、明確に設定したルールを作る事だと思います。弊社はまだ社員数も少ないので、個々人に裁量を与えても何とか対応できているように感じますが、それは実は良くない状態で目に見えないトラブルの要因を生み出しています。ルールを決める事はリーダーの求められる一つの要素だと思います。
体制変更は勿論ですが、組織の中で仕事をする以上、いくら個人の能力にフォーカスをしてもチームとして機能するためのルールを設定しなければ大きな結果を出す事はできないのです。
このルール設定とは簡単にできる事でも構いません。
挨拶をしっかりする!ゴミを捨てる!などでもです。
ただ大事なことは全員がしっかりルールを守る事です。
皆が共通認識を持つ事でチームとしてまとまる事ができます。

②競争環境(ストレス)を与える

”皆で意見を出し合って、話し合いで物事を決める”みたいな環境が仲良くまとまるなんて勘違いしている人がいますが、僕は全く逆の意見です。
少し前に、あるプロジェクトを進める際に個人ロイヤリティ要素をつけて社員に落とし込んだのですが、まさかの個人ロイヤリティよりもチームロイヤリティの方がストレスも無く良いという意見がありました。
リーダーが決めた事なので一旦は任せましたが、個々人では成し得ない結果を生むための組織では、個々人の成長が必須になります。そのためには競争環境を作らないと人の成長スピードは鈍化すると思いますし、みんなが自分の立場を保守する考えになってしまうと実力評価が難しくなり、年功序列的な文化になる事を恐れています。
ノンストレスは果たして健全なのか?ノンストレスを求めるならば、組織での仕事は向いてないです。組織やチームで仕事をする以上、ストレスを感じるのは当たり前の事で、ストレスも成長の糧になります。僕も含めてですが、リーダーになった人もストレスを感じない事なんてないと思います。僕はある一定のストレスを与える事は健全と考えています。

③リクルート

リクルートが一番重要な事だと思います。手段は何でも良いですが、ポイントはただ一つ。自分より優秀な人材を獲得できるかです。
よく、自分が指示を出しやすい人材を選ぶ人がいますが、本能的に自分より優秀だと思う人材を雇用する事によって自身の立場が脅かされると思っているのかもしれません。
ですが優秀な経営者やリーダーは、必ず自身よりも優秀な人材を獲得できていると思います。名前は伏せますが某有名人材サービスを展開している社長が「俺の仕事は毎日facebookで優秀な人材を見つけてメッセージを送ること」と「毎日面接」と言ってました。
それだけリクルートが大事という事です。優秀人材をジョインさせるための必要なマネジメントは確実に成功、成長できると感じてもらえる組織かどうかだと思います。そのためには結果を出し続けるしかありません。①②で結果を生み③に繋がります。

今回の①②③は僕自身も常に意識しています。
経営者としても重要な事だと思いますが、リーダーや役職者の方はこのポイントを意識してアクションすれば必ず評価につながると思います。
ウィルス共存時代に負けない強い組織、チームを作って日本をもっと豊かな国にしていきましょう!

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