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過去も今も未来も、わたしはわたしだから「大丈夫」!

1ヶ月以上、卒業研究を言い訳にして散らかしまくってた掃除機のかけてない部屋。食材の燃えカスが残るキッチン、溜まった洗濯物と食器、サボったリングが見え始めたトイレ、赤カビが端に見えるお風呂場。

今朝起きてから全て、掃除しました。偉すぎる。

今年の4月から、フルタイム勤務と大学4年目が始まった。時々胃腸を壊しながらも、心は比較的健康で、気持ち的にはバイト2割:勉強2割:友達との遊び5割:自分の時間1割くらいで生きてる。

わたしの文章は病んでる時こそ鋭く光ると思っている。そもそも、メンタルが健康な時は特に文章を書こうとは思わない。

けれど、元気な時こそ、充実してる時こそ思うこともあるだろうと気付いて、今久しぶりに指を動かしている。

この3年間で、わたしのメンタルはだいぶ落ち着いた。中学以降から、泣かない日はないほど日々涙を流し、心が削れ、心臓あたりが締め付けられるように息苦しくて仕方なかったのに。今では悩むことも気に病むことも、自分が心底嫌になることも無く、充実した日々を送っている。

これらは、諸悪の根源だった家族から離れ、ひとり暮らしを初めてすぐに解決した!って訳でも無く。徐々に涙を流す日が、家族のことを思い出す時間が、自分について悩む時間が減っていった結果、今は特に考えることも無くなった。

おばあちゃんが、今も昔もずっとわたしに伝え続けてくれていることがある。

「20年間ずっと苦しんできた分、これからの人生は幸せがたくさん訪れるよ。あなたなら大丈夫。これから幸せな経験をたくさんしたら、自然に過去の辛かったことは薄れていくの。」

この3年間、ずっとわたしに愛情を注いでくれた人。わたしの話を聞いてくれて、嬉しいことは共に喜び、怒りや悲しさはそっと半分持ってくれた。

わたしは、ずっとずっと、「自分を大事にしなきゃ」って思ってた。誰にも大事にされなくても、親に、家族にぞんざいに扱われても、それでもずっとわたしはわたしを大事にしようとしてきた。

でも、それはとても難しいことで、どうしても自分を傷つけてしまう思考や行動に囚われてしまっていた。そして、そんな自分がものすごく嫌いだった。

他人を大事にしたいのに、できない自分も嫌だった。人を無下にする態度を平気でしてしまう両親と、結局は同じ血が流れてるんだと、自分の生まれを呪った。

でもね、違った。人から大事にされる経験があれば、自分も他人も大事にできるんだってことを学んだ。

おばあちゃんはどんなわたしでも、大事にしてくれた。ずっと変わらない愛情を注いでくれた。そのおかげで、わたしは今自分を大事にできている。自分を傷つける思考や行動はここ最近ではめっきり見なくなった。おばあちゃんはわたしが無茶をする度に、ひとつひとつ丁寧に悪い癖から良い癖に変えてくれたから。

おばあちゃんだけじゃなく、たくさんの友人たちもわたしの人生を支えてくれた。「ひとりじゃないよ」ってことを、言葉だけじゃなくそばに居てくれることで実感させてくれた。遠くにいても見守ってくれる友達、近所に住むどんな遊びにも付き合ってくれる友達、悩みを聞いてくれたり愚痴を吐露できる友達、頑張ろうねってお互いの夢を応援してる友達。たくさんの人のおかげで心身ともに健康に生きてる。

もちろん、20年間の人生の中でもたくさんの人がわたしを支え、助けてくれた。今わたしが生きてるのは、わたしを大事に思ってくれた人たちがずっといてくれたから。

そして何より、わたしがしぶとく生きてきたからなんだよね!とも思ってる。結局、自分の人生どうにかするのは自分なのよ。これは自己責任って方じゃなくて、「あなたが今生きてるのはあなたの力だよ」ってこと。

自分の力に気づけるか、自分の良さに気づけるかどうかで人生の楽さは変わってくると思う。どんなに苦しかった頃も、血反吐を吐くような日々を送っていた頃も、今のわたしと根本は何ら変わりない。むしろ、わたしだからこそあの頃を生き抜いて、今幸せだって思ってる。そして、これから何があっても、わたしはわたしのままだし、それがいいと思ってる。

わたしがこの短い人生で実感してるのは、とてつもなく嫌なこと、死にそうなことが起こったあとって、人生の転機が訪れるってこと。つまり、良い事の後に悪いことが来るんじゃなくて、人生の危機が訪れた後にそれ以上の幸せが来る。実際、死に際ってそんなこと考えられないほど追い詰められてるから後になって実感するんだけどね。

だから、今しんどくても、死にそうでも、自分が悪いからとか自分のせいとか思わないで欲しい。たぶんそれあなたのせいじゃなくて、人間関係含め環境のせい。環境が変われば、徐々にではあるけど息はしやすくなるし涙を流す頻度も減る。

そして、もし過去に比べて悩みや涙を流す頻度が減ってるなら、それは徐々にしんどい状況から抜け出してきてるってこと。波はあるから、まだ全然死にたくなるし、自傷行為しちゃうし、急に人の事信頼できなくなったりするけど、それも永遠に続くものじゃないから。

んで、心の調子に振り回されなくなると、徐々に体の調子に目が向き始める。睡眠とか、その日の体調とか、気分とか、天気とか。そしたら、心によらない慢性的な症状が判明して、体の方も治療が進んでその結果心も落ち着いたりするから。

わたしはここ半年位で、ホルモン系が弱いせいでメンタル崩しやすいことが判明したんだけど、服薬始めたらめっちゃ落ち着いた。心と体って連携してるから、どっちも悪いと原因が見つかりにくい。

だからね、今調子が悪いのも生きにくいのも、いろーーーんなことが絡み合って起きてることだから、全部を自分のせいにしなくてもいいんだよ。

わたしもね、こんなに楽に過ごせる日々が来るなんて思ってなかった。当時は特に、真っ暗闇の中でひたすらもがいてるような感覚だったから、今こうして道が開けてるのが不思議でたまらない。自分のやりたいことに思う存分打ち込めて、これからもそうしていけるんだって確信が持てることを、あの頃のわたしが知ったら泣いて喜ぶと思う。

それくらい、メンタルが安定した。

これから、わたしは今住んでいる土地を出て生きていく予定。そして、両親にもなるべく会わずに、自分の力で生きていく。

ひとり暮らしを始めた頃は、覚悟を決めたにもかかわらず、親に頼れない状況がしんどくて家庭環境を呪っていたけれど。今は自分で生きていける自信がある。むしろ両親とは出来れば関わらない方向で、それぞれ自由に生きましょうって感じ。

今は両親の不幸も願ってないし、呪ってもいない。時々思い出すけど、わたしのために関わらない方がいいって無意識でも意識的にも思ってる。

親がいなくても、むしろいない方が幸せになれるから。そして、わたしには、わたしを大事にしてくれる人がこれまでも、今も、これからもいるから。

だからわたしは、「大丈夫」!

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