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自分と向き合う哲学の大切さーよくある疑問を添えてー

悩み

「なんで勉強するの?」
「なんで仕事をしなければならないの?」
「やりたいことがない」
という人に向けて書いた記事である。

私自身も小学生の頃、なぜ勉強しなければならないのかを考えたことが多々あったし、
高校生になってからは長い間、仕事をする意味や自身のやりたいことがなんなのかを考えながら生きてきた人間である。
その答えを見つけるために沢山の本を読んだし、
沢山の人と話してきた。
その中で今現在至った答えをここに記す。



悩みに対する答え

正直に言うと答えは「人それぞれ」である。
答えは人によって異なる。これが答えである。
とはいえ、どんな答えがあるか具体例を並べておく。

●なんで勉強をするか
①自分自身の視野を広げ、物事を多角的に捉えるため
②すでに人類が見つけた発見を学び、今後自分自身でまだ人類が発見できていない事柄を明らかにすることによって社会に価値を提供するため
③自分のなりたい像が決まっており、そのための手段として、とある学校に入り卒業しなければならないので、そのための手段として学ぶため
④勉強するということを通じて、自分のしたくないことをやり抜く力を身につけ、将来同じ境遇に会った場合でもくじけずにやり抜く力を身につけるため
⑤競争社会(例えば学校教育の場)の中で、「勝つ」ためにいかにして周りの人間たちよりも勝つか、あるいは自分自身で掲げたPDCAをいかにしてうまく回せるようになるかを学び、身につけるため。

●なんで仕事をしなければならないか
①衣食住を最低限守るため
②自分が今この世界にいた!ということを人の記憶や文字として残し、後世に残すため
③誰かの役に立つため
④今まで育ててきてくれた親、友人、学校の先生などに自分が成長した姿を見せ、親孝行や関わってきてくれた人たちに感謝を伝えるため
⑤自分が社会に提供したい価値が明確であり、それを提供するための手段として仕事をするため

●やりたいことがない
①今までの人生の中で最も喜びを感じた瞬間や習慣を思い出し、それになぜ喜びを感じたのかを可視化する。それを自分自身が感じたり、他者に感じてもらうことが自身のやりたいこと
②逆に、今までの人生の中で最も悲しみを感じた瞬間や習慣を思い出し、それになぜ悲しみを感じたのかを可視化する。それを自分自身が二度と感じたくない、他者にも同じ思いをして欲しくないと思うことを具体的にどうすれば対策をできるのか、ということが自身のやりたいこと
③日頃、何を考え何を大事にして生活しているかを明らかにする。別の考え方をすると、他の人にやられて嫌なことを明らかにする。それが自身の大事にしていることであり、その価値観が自身のやりたいこと
④誰かのようになりたいと思える人が自身の中で明確な場合、その人のようになりたいと思った理由を明確にする。その理由を実現することが自身のやりたいこと
⑤自分が将来周りからどのように思われていたいかを考え、明確にする。そうなるためにどうすればいいかを考え、実行することが自身のやりたいこと。



答えは自分自身の中にある

上に挙げた答えは、自分自身の答えを見つけるためのヒントである。
実際は人それぞれが今までの人生の中ですでに答えを持っており、それは自分自身にしか分からないのである。
なので周りの人間に、なぜ勉強しなければならないのか?やりたいことがないから皆のやりたいことを教えて欲しい、などと言っても、いまいちピンとこない答えが返ってくる。

自分の人生なので、自分のために本気で考えて本気で実行して欲しい。
自分の人生に影響を最も与えることができるのは、自分自身なのだから。



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