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明けない夜も年もないんですね


あけましておめでとうございます。


とても長い間書いてなかったように思います。


書くのを義務化したら辞めたくなってしまう、そう思ったので自由にした結果、やはり忙しさを言い訳にしてしまいました。


今年は何か目標を掲げて、更新を習慣化しようと考えております。



もう少しだけ言い訳にお付き合いください。


お声をかけていただき職を変えようか悩んでいました。


職を変えると言っても、業界は同じで立つ場所が変わるイメージです。


結論から言うと、今の会社に残ることを決めました。


悩んだ理由は3つ。

・今の状況に飽きを感じ新しさを求めていた
・近い未来必要な知識と能力を今から養える
・給料UP


残る理由も3つ。

・今自分ができることをやりきっていない
・まだ教えたいことがある後輩がいる
・大好きな人達がいる


残る理由を見てもらえれば分かる通り、結局”人”に行き着いたのです。


人は変わるし、もしその人が転職したらどうするのと思うでしょう。


僕も思いました。


それでも、その人達と働ける今を捨てる勇気がありませんでした。


実際のところ、リモートワークに切り替わり、人とも会えなくなり、今の会社にいる最大のメリット”人”は感じる場面が少なくなりました。


あの頃は、「飯行くぞ」と先輩が声をかけてくれた。


あの頃は、気付けばフロアに同期しかいないあの時間が楽しかった。


あの頃は、後輩の表情や行動から不安が読み取れた。


それでもこの約1年、みんなでリモートワークの最善の方法を見出してきました。


あのソフトがいい... このアプリを使うと...
そんな会話は初めてで、またそれもコミュニケーションでした。


今自分がここから出るのは申し訳ないと思ったんです。


今考えても本当に自意識過剰ですね。



そしてもう1つ。


新天地になる可能性があったそこは、明らかに過酷な現場と分かっていました。


もちろんそれでも、”やりたい”が勝れば行こうと思っていました。


何度も自問自答しましたが、僕の答えは「自信がない」でした。


楽な道と辛い道があれば迷わず辛い道、自分をそんな性格だと思っていました。


正反対の自分に出会い、自分でも驚きショックを受けました。


でも自分の決めつけた性格に、実際はそうではない自分をはめようとすることほど哀れで悲しいことはないですよね。


だから僕は行きませんでした。


そして自信がないのは、今の会社で自分ができることをやりきっていないからだと気付くこともできました。



ここまで自分自身と会話する2ヶ月は今までなかったです。


僕の知らない僕に出会った2ヶ月でした。


それでも1人で答えは出せずに相談もしました。


大学の友達に相談すれば、「◯◯の話を聞いてると残りたいに聞こえる」と本心を見抜かれて


辞めた同期に相談すれば、「◯◯は辛くても辞めないと思ってたからびっくり」と人からはそう見えていたことに気付けたり


家族に相談すれば、「◯◯が決めたことなら大丈夫だと思う」と最終的にはどう転がっても応援してくれると知ったり


僕の知らない僕のことを周りは案外知っている、そう知った2ヶ月でした。



気付けば更新していなかった言い訳が、僕の転職の葛藤つらつらに変わっていましたね。


そんなこんなで心がもやもやしており、今やっと言葉にできております。


言葉にして初めてやっと一段落したという気持ちです。


今後転職しないとは言いません。


求めてくれる人の気持ちに応えて、慕ってくれる人に知見を共有し、ここで更に成長していこうと思っています。



毎年あった忘年会や新年会がなくなりました。


仲間と顔を合わせて

「乾杯!今年も仕事辞められなかったな ハハハ」

「乾杯!今年こそ仕事辞めるぞ ハハハ」

ができなかったのは寂しい以外の何物でもなかったです。


でも仕事を辞めたいなんて言えるのも今の場所があるからですね。


感謝を忘れず、おごらず、今年も生きていきます。




「弱音を吐く。”吐く”という字は口に+(プラス)ー(マイナス)と書くんだ。口から+のことだけ言ってみなさい。”叶う”から」


高校生の時、塾の先生がかけてくれた言葉です。


すごく励まされましたが、ある時思いました。


たまには弱音を吐いたっていいじゃないか、一言「きつい」とだけ言いたい時もあると。


だから僕は決めました。


最後は+で終わろうと。


弱音を吐いた後に、それ以上に+のことを言います。


そうすれば上書きされて”叶う”はずです。



2020年は、たくさんの人にとって大変な年でした。


もともとあった小さな幸せに気付いた人もいれば、新たな幸せを見つけた人もいるでしょう。


そんな昨年、僕も新しい居場所を見つけました。


それがnoteです。


僕にとって、マイナスなことも言うけど、プラスで終わりたい、そんな場所です。


スキやコメントをいただく度にしっかりと顔をニヤけさせております。


ありがとうございます。


今年も”あなた”に届ける何かを、何者でもない僕が書いていきます。


よろしくお願いいたします。


2021年、幸せを感じる人が多いことを信じ、新年一発目の記事を終わります。






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毎週火曜日にマガジン「Thinking」更新。


「Thinking」では、日常生活で感じたこと考えたことなど、ひとりごとを書こうと思っています。





僕が何者になるか、あなたに見届けてほしいです。