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春菊のジェノベーゼ風クリームパスタ。

すき焼きに欠かせない名脇役と聞いて、皆さんは何を思い浮かべるだろう。
ーー私は、春菊を思い浮かべる。

いや、厳密にいうと私は関西圏に在住しているため、
「菊菜(きくな)」というのが正しいのであろう。
あの苦みが、とても私の好みである。

私も最近知ったのですが、旬の時期は春ではなく、
11~2月の冬の時期なのだそうだ。
春菊という名前にすっかりと惑わされていた。

さて、この春菊が安く手に入ったので、
「そうだパスタ、作ろう。」と作ってみました。

▶レシピ

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▼材料(1人前)
・パスタ(フェットチーネ)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥80g
・春菊‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥正味 100g(一束)
・コンソメ(顆粒)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1
・オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1
・牛乳‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100ml
・粉チーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥お好みで
・黒胡椒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥お好みで
・塩(春菊の下処理用)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ1
・パスタのゆで汁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20ml

▶作り方

1) 鍋に湯を沸かして、塩を加えて春菊を茹でます。

2) 春菊が茹で上がったら、水気をしっかりと絞って、適当な大きさに切り分けます。

3) 20ml 程の水にコンソメ(顆粒)を入れて、コンソメスープを作ります。

4) 春菊とコンソメスープとオリーブオイルをミキサーにかけ、ペースト状にします。(盛り付け用の春菊は別皿に避難させておいてください)

5) ペーストと牛乳を混ぜて、弱~中火で火にかけて温まったら火を止めてソースはひとまず完成です。

6) パスタを茹で時間の目安より、1分早めになるように茹でます。

7) パスタの茹で上がりにあわせて、ソースに火をつけて、パスタを加えて混ぜていきます。この時にパスタのゆで汁も加えてください。

8) しっかりとパスタにソースが絡んだらお皿に盛りつけて完成です。
 (盛り付け用の春菊も忘れずに)
 お好みで、粉チーズと塩胡椒をかけて下さい。

▶ポイント

・春菊は茎の部分だけを30秒茹でてから、葉側もつけて更に30秒茹でます。

・ ペーストが緩くなりすぎないように、コンソメスープは何度かに分けて、様子を見ながらミキサーにかけていくことをお勧めします。

・春菊のゆで汁にも旨味が出ているので、それを使ってパスタを茹でてもいいと思います。

おわりに

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この春菊のペーストが、非常に美味しいのである。
牛乳のおかげか、少し癖のある苦みもマイルドになっており優しい。
旬ではなくても、すき焼きの中でなくても、彼は輝いていた。

見た目も緑が綺麗で、白い皿の上で非常に映えるソースになった。
ポワレした白身魚のソースとしても、良いかもしれない。

春菊でなく、他の青菜でも美味しいかもしれない。
また今度、試してみよう。そうしよう。

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