【悩み続ける】GKってポジションは
こんにちは。
以前、内山コーチのTwitterで〈競争と共存〉について書いてあったので、今日はこのことについて書いていこうかなと思っている。
また、GKというポジションの特異性も。
GKにはどうしても競争という側面がかなりつきまとうものだと思う。
もちろん、他のポジションにおいても競争は存在している。しかしながら、時にポジション争いをしていた2人が試合中にダイレクトに化学反応も起こしうる。例えば、サッカーでFWで1トップのポジションを争っていた2人は2トップや前後の関係にした瞬間に最高の相棒になる可能性もあるし、フットサルでは3−1のピヴォを2−2のダブルピヴォにした瞬間にボールが回り始めるかもしれない。
だが、GKはそうはいかない。
試合中にピッチに立っているのは1人だ。
試合中に実際にプレーとしてチームに関与することは2人同時にはあり得ないポジションである。
そんな特殊なポジションであるGKは、FP以上に普段の言動でチームに作用をもたらしていく必要がある。
GKの良い競争によって、チームであいつと一緒にやりたい、こいつと勝ちたい、とスタメンを巡って意見を2分するくらいが、もしかしたらGKにとっては良いのかもしれない。それくらいの競争力のあるグループにしていきたいと思う。
そして、その競争力のなかでライバル関係にあるものの、そこには友情が芽生えるのだ。
ともに苦楽を共にし、GKという特異なポジションだからこそわかりあえる。
実際に試合中に心の支えになるのはベンチにいるGKの存在だろう。
ベンチにいるGKが声をかけ続ける。ここはもはや12人目の選手だ。
競争と共存の先に、人間的成長がある。それがGKという役割なのだ。
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