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3✖️3 睡眠編

ー睡眠ー

睡眠は、最高のパフォーマンスを発揮するためのコンディションを整えるために、一番重要な項目の1つだと私は思っています。

健康づくりのための睡眠指針 ~睡眠 12 箇条〜(※1
をご存知でしょうか?

健康づくりのための睡眠指針2014 厚生労働省


ひと昔前、「24時間たたかえますか!」というCMがあったくらい、睡眠は軽視されていました。

20年前、私がまだ、理学療法士になる前、海外のyogaに傾倒していた頃、アメリカの理学療法士で、リストラティブyogaの創立者のジュディス・ラサター氏は、「今アメリカでは、ホワイトカラーの人達が、眠れないという問題が社会問題になっているのだ」と話していました。
その頃の日本は、やっと、生活習慣病をなんとかしなければと、言われ出した時代。
最近20年前、ジュディスが言っていたことが、日本でも現実の問題になるようになりました。
やっと、日本でも睡眠の重要性が語られるようになったのです。

睡眠は、個人の感覚による所が大きく、慣れも生じて軽視されやすい項目です。そして、一番パフォーマンスに影響します。

これは、私がいつもチェックで使うチェック項目です。

✅朝、スッキリ目覚めている
✅朝いつも同じ時間に目覚めている
✅朝日を浴びている
✅途中で起きることがある
✅起きてから4時間以内に強い眠気を感じることがある
✅午後強い眠気に襲われることがある
✅日中軽い運動をしている
✅日中やる気が出ないことがある
✅眠りたいのに頭が冴えて眠れないことがある
✅休日は、昼までねていることがある
✅寝ても疲れが抜けた感覚がある
✅運動不足だ
✅姿勢が悪い
✅一日中パソコン仕事で同じ姿勢をしている
✅いびきをかく


1つ以上✅がはいる場合、睡眠の改善が必要です。

会社を休む程ではないけれど、体がなんだかダル重い、やる気がおきない、疲れがとれない、などのプレゼンティズムの状態が続くと、作業効率が悪くなるだけでなく、普段ならしないミスが連発して、生産性の悪化に繋がっていきます。

睡眠の目的は、脳や体の疲れをとり、新しい目覚めと共に、よりパワーアップした自分になること。
睡眠は時間という量と睡眠の質の2つが大きく関係してきます。

睡眠時間は個人差があるので、正解は人それぞれです。
一般的には7〜8時間程度が理想とされていますが、睡眠時間は短くても、長くても体にはよくありません。

睡眠の質は、起床時にスッキリ目覚められているかが大きなポイントになります。
不規則な生活、運動不足、悪い姿勢や動き、栄養バランスが悪い、などさまざまな要因が複雑に関与します。

また、私は眠りが深まる6つの基本ルールというのをいつもお伝えしています。
1)朝日を浴びる
これは、体内時計のリセットと、メラトニンとセラトニンの生成大きく関与します。

2)定期的に運動をする(日中は活動的に)
日常生活の中で運動量を増やしていくことが大切になります。

3)体温のメリハリをつくる
深部体温に変化をつけるため、夜は湯船につかることが大切です。

4)就寝前はリラックス
私達は、昼間活動的に動き(交感神経が優位)夜は眠るためにリラックスしていきます(副交感神経優位)寝る前に、スマートホンを見たり、いつまでも仕事をするのはNGです。

5)寝室を快適な環境に整える
快適な寝室環境を整えるとともに、寝室に持ち込んで良いのは「愛」と「睡眠」のみにしましょう。

6)パワーナップ(仮眠・お昼寝)を活用する
仮眠の効果はNASAでも実証されています。ぜひ、積極的に仮眠を取り入れていきましょう。


私達が、欲しいものは、ただ、眠れれば良いというものではありません。
私達が欲しいのは、仕事の結果をより手にするために、最高のコンディションに整えたいのです。

そのために、睡眠が重要になるのがおわかりなると思います。


さらに、私は、体から睡眠にアプローチしています。
正直にいうと、寝具を変えても、枕を変えても眠れる体でなければ良い眠りは手にはいりません。

今のようにベッドや枕が種類豊富に無かった、江戸時代の人が良い眠りが手に入らなかったわけではないですよね。

体からアプローチする方法は、書籍にもなりました。

ぜひお試しくださいね。


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参考資料

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