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働き人の問題解決は環境によって異なる。

一言で「働き人」と言っても、さまざまな環境があります。
環境や業務が変われば、当然、健康に関する問題も異なってきます。

例えば、長時間、パソコン作業がメインの人と、接客をするために一日中立ち仕事がメインの人のコンディションの整え方は異なってきます。

仕事の成果を最大限に発揮するために、健康という土台が大切なのです。
「仕事のパフォーマンスを上げて、生産性の向上を図る」という全ての働き人の課題に対して、解決のアプローチは業種、業態によって異なるのは当然です。

あなたの仕事はどのTypeか!

職業1


大きく4つのカテゴリーに分け考えてみます。
それぞれの分野での、「仕事のパフォーマンスを上げて、生産性を向上する」ための課題が異なります。

縦軸は、頭脳労働メインか、体を動かすことが多いかで分けることができます。
横軸は、接客や顧客対応を基準に分類しました。

それぞれのグループの問題点を見ていきます。

TypeA

プレッシャーが多く、外回りなどの体力も必要な職種

頭脳労働がメインで、さらに、外勤や顧客とのやりとりが多く、納期期限や目標達成のためのプレッシャーやストレスの高い職業。営業職などがこれにあたります。
ストレスも多く、また、外回り等で体力も必要です。
お腹を満たすための食事で済ませる方も多いと思います。
お付き合いでの飲食も多く、メタボや肥満などの課題がある方も多いのではないでしょうか?
外回りは意外に体力を使います。
日々動いているから、自分は大丈夫と思っていても、便利な世の中、体力はあっという間に落ちています。
さらに、
姿勢が悪ければ、動き方にも問題が出ます。
姿勢が悪ければ印象も悪くなり、印象にも影響を与えます。
さらに、姿勢や動きの問題は、痛みや睡眠の問題にも発展していきます。

TypeB

長時間パソコン作業が多い業種

頭脳労働メインの業種で、比較的接客や顧客とのやりとりは少ない業種。
システムエンジニアや研究職、法律家などが多いと思います。
このグループは、体より脳の酷使が大きいため、頭が冴えて眠れないという方が多いと思います。
この業種では、とにかく長時間、座りすぎによる弊害が問題になってきます。
座りすぎは、寿命を縮めることは、多くの人が知るところになったのではないでしょうか?実は、人間の体は座るようにデザインされていません。
長時間座ることで、座位の姿勢にも問題が出てきます。
悪い姿勢は、腰痛や肩こりに直結するだけでなく、呼吸が浅くなり、イライラしたり、脳がボーとして生産性が低下することも。
集中力の低下やそこから発生するミスの増加を防ぐことは重要です。
運動不足から、筋肉の衰えや、血流悪化、生活習慣病の予防も大きな課題に。
さらに、人と関わることが少なく、人との会話も少ない職場では、メンタルヘルスについても十分に注意する必要があります。

TypeC

対人関係に気を遣うことが多い職業

お客様と接する時間が長く、立ち仕事が多い職業、いわゆるサービス業。
対人関係のストレスが溜まりやすい職業です。
この業種は、24時間稼働してるところも多く、交代勤務や夜勤など生活リズムの乱れから、睡眠障害を引き起こしたり、食事の時間が不規則になり、肥満やメタボなどから生活習慣病に発展したり、ストレスから、対人関係の悪化につながります。
お客様と接するためには、心に余裕も必要です。このタイプは企業の顔であることも多く、ダイレクトに企業印象につながることも多い。
また、立ち仕事が多く、一見運動量が多く感じられますが、意外に一定の動きしかしていなことも多く、姿勢や動きの偏りも大きい職業が多いです。
体を整えることはもちろん、疲れない・痛みの出ない動き方を知ることも大切です。


TypeD

体力勝負の作業が多い職業

建設業や製造業など、人手不足や高齢化の問題に直面している業界でもあります。
体力面の不安で離職される方も多く、プレゼンティズムだけでなく、筋力低下の防止やセルフケアの知識を得ることも重要なポイントになります。
仕事により動き方が違うので、正しい動き方を知ることはとても大切です。
そして、体力低下が仕事に直結するため、トレーニングすることも大切です。
日中、体を使うことが多いので、食事や睡眠もダイレクトに仕事の結果につながります。


このように、仕事のタイプによって、コンディションを整える方法は違うのです。
単純に、「トレーニングすれば良い」「さっさと眠れば良い」という単純な話ではないことをご理解いただけたと思います。



現在、TypeBのナレッジワーカー、IT系企業さまに向けて企業研修を承っております。

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