見出し画像

信用と信頼の違い

こんばんは、チーママやよいです!
今日はちょっと前に読んだお気に入りの本をご紹介!こちらはライフネット生命会長の出口治明さん著書の『人生の教養が身につく名言集』です。

画像1

この本は”自分の辞書が増え豊かになると自分の世界が広がる”そうすると”生きる選択肢””人生を楽しむ選択肢”が増える、そのためには教養が大事だと教えてくれています。名言は一言にシンボライズしたもので人類の知恵です。名言とともに出口さんの人生から学ばれたことも同時に教えてくれるほんとに学びの多い一冊でした。みなさまもぜひ機会があったら読んでみてくださいね!

東京の書道教室 書道のはな*みち 主宰 スパルタ書道家 高宮華子先生の双子の姉、はな子ママのラジオ番組「はな子ママのお部屋」を聞いて、学んだこと、気づいたこと、感じたことなどを愛弟子兼チーママやよいの独自の視点も加えて書き連ねていきます。はな子ママのお部屋のnote支店としてもご活用ください。

はな子ママ、華子先生のことをもっとお知りになりたい方はこちらにアクセスしてみてくださいね。

書道のはな*みち きれいな字が書けると人生はもっと美しくなる
hana-michi.com


ビジネスには常に悩みがつきものです。

思ったより売上が上がらない、思ったより先に行かない・・・などなど。

そうなると不安ばかりの毎日に。

ビジネスには信用と信頼が大切です。

”自分が信頼に値することをしていたとしたら、大丈夫、心配しないでほしい”とはな子ママは言います。

ビジネスを考える時、どのアングルから見るか。

信用と信頼、両方あるのが一番いいことです。

この信用と信頼、似たような言葉ですが、少し違います。

信用は過去の実績に対することで、信頼は期待値です。

信頼しているところにお仕事がきますので信頼があることは必要です。

例えば、銀行の融資を受ける時は決算書や担保をみて、信用に対して判断されます。過去の数字が必要で信用が必ず必要になります。

それに対して、信頼は未来に対することです。

この人にお願いしたら大丈夫、この人にまかせたい、この人と一緒に仕事をしたい、この人にまかせたら絶対にやってくれる。これが信頼です。

起業したばかりの時は信用がまだできていません。実績がないため、ビジネス的には信用が積みあがっていない状態です。

始めたばかりなのでそれは当たり前なことです。信用はこれから作っていけばいいのです。信頼してもらえるかどうかが大事です。

信頼があるところにお金が動きます

これからの期待値にお金が動きます。

投資家は未来にお金を出します。

これからビジネスがうまくいくかどうかやってみないとわからないけれど、この人のことを信頼して投資しています。

起業したばかりの時、売上が上がらない理由は、物が動かない時です。もちろん、他の要素もありますが。

そういう時は、自分の信頼をどう表現するかを考えます。

信頼できる人には必ず仕事はきますから。

”信頼ベースで動いていく、自分の軸をぶらさない、信念をぶらさない”

このように前に向かって動いている姿を発信します。そして、ちゃんと自分が楽しんで仕事をしていること(娯楽的な意味ではなく)、命、魂を燃やしていることが大切です。

起業当初は実績がないので、まだまだ信用はこれから積み上げていく段階ですが、信頼してもらえるように、”私はこれから未来に向かって、しっかりお仕事していきます”ということが伝われば、ここにお金が動いていきます。

売上が上がらない時に、売り込むとよくありません。

”セールスをする”というのは、売上が止まったときにやりがちなことです。

頑張ったら売れるかなと考えて、セールスしてしまうのです。

DMのレスポンスは2%くらいでしょうか。信頼している人の中では新しいことをやると10%は返ってくるのでやらないよりはやったほうがいいのかもしれません。100人に声をかけたら2~10人くらいが応えてくれるでしょう。

100人声をかけて来てくれた10人はすごくありがたいです。しかし、残りの90人には断られているということです。そうなると、ここで疲れてしまいます。

特に自営業や創業社長は”自分の会社=自分”のような感じになっていますので、買ってもらえないと自分が振られたみたいな気持ちになってしまいます。自分が否定されたようにもなりやすいですし、それで落ち込んだり、心が疲れてしまうことがあります。

こういうことからも、やはり売り込まない方がいいでしょう。

ある程度のレスポンスはあるけれど、その分のエネルギーがもったいないですし、自分が傷ついてしまいます。

セールスをすればどうにかなると思ってセールスしがちですが、セールスは技術です。誰しもがすぐにできるものではないということです。

例えば、車のメンテナンスをするのに、メカニックやエンジニアがいます。壊れたら直してくれる人がいます。これは技術です。専門の学校へ行ったり、勉強して、スキルを身に着けて、メーカーや工場に勤めて、車を直します。

営業もこれと全く同じです。営業も実は技術職です。

だからスキルがあります。行動経済学や行動心理学を勉強します。そうすることで、こういう順番でフロントトークをして、ラポールという信頼関係を築いて、相手の目線の動きに合わせて発言することができるようになるなど、成約率が上がるやり方でやっていきます。

エンジニアと全く同じで、やっていることは違うけれど、技術職ということではある意味一緒です。

そして、この車のエンジニアの技術が全員必要かというとそんなことはありません。車をいじったりすることが好きな一部の人がなるのが、エンジニアの仕事です。

世の中にはすごく必要な仕事であっても、全員がその仕事に就く必要はありません。誰かがやってくれたら成立するのがお仕事です。

けれど、営業というのは、100%全員ではないけれど、営業は技術職ですが、少なくともビジネスをしている人には全員に必要なことです。

そのため、ついみんなやらなきゃと思って、売り込んでしまいます。

ですが、そんなことはありません。必要だからやりたくなってしまいますが。

営業はみんなに必要ですが、セールストークは全員がやる必要はありません。得意な人や、エンジニアと同じようにセールスの技術が欲しくて、自分でやってみたい人がやればいいでしょう。

経済学も行動心理学も大変面白いです。その通りやると100%成約できたりするので心理学の力はすごいです。しかし、全員にそのスキルを使ってしまうと、陳腐に見えたりするのでケースバイケースで使う必要があるでしょう。

営業は苦手な人はやらなくていいでしょう。やりたい人がやったらいいのです。

営業はビジネスパーソンには必要だけど、セールストークは必ずしもイコールではありません。

売上が頭打ちだなと思ったときこそ、信頼感を強く意識して、自分が信頼に値する行動をちゃんとしているかどうかを改めて考えてみます。

できているか不安にならないで表現して、発信していくことが大事です。SNSやデジタルだけに限りません。

このように、営業スキルは全員にあったほうがいいですが、全員やらなくてもいいでしょう。

ヘタに売り込むと、さらに売れなくなることもあります。

欲しくないものを売り込まれたら、拒否反応が起こることもありますから。

タイミングが大事です。

ステーキを食べ終わった時にステーキを出されても食べられないのと同じです。

信念があって、理念があって、商品があれば大丈夫です。

不安になると軸がぶれて、動けなくなってしまいます。

前を向いてやり続けるしかありません。

”安売りをしなくて良かった”と思えるように。

短期の売上も長期の売上も大事なのでその両輪でやっていきます。

そのためには信頼(未来への期待値)に値する人間であるために努力をしていきます。そしてそれがちゃんとまわりに伝わっているか確認します。

やっている中で時にはセールスすることも短期的には有効なこともあるでしょう。

こうやって信用と信頼を築いていく中で、新規、プラス、リピートのお客さまというビジネスフローになっていくでしょう。

本日はビジネスに関わるお話でした。皆さまのご参考になれば幸いです。

それでは最後に恒例の

今日の水書き書道のコーナーです。
今日の草書はこちら!
何の漢字でしょうか?

画像2

正解はこちら!
まずは行書で

画像3

次に楷書で

画像4

でした!

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

おやすみなさい⭐

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,977件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?