何を書くor描く?流行のジャンルを狙えばいいの?【副業で同人活動】

このnoteは「ある程度同人誌について知っている」人向けに作成します。
※このアカウントでは「同人誌の作り方」はお伝えしません。
※本の作り方に関してはネット上で調べる方法はたくさんあるので別途調べてみてください。


・人数多いところの方が良い!その理由

副業/金銭を得る目的として同人誌を出したいならば、その時の「流行ジャンル」を狙わない手は無いでしょう。
はっきり言って女性向けジャンルはジャンル/カップリングの力が99%です。

これは何も"女性は全員流行りものが好き!"という女性を卑下した理由ではありません。

「みんなが今読んでいるものを読んで感想など意見交換したい」
「コミュニケーションのきっかけとし話題性のあるものを読んでみたい」
「友人も読んでたみたいだから自分も読んで友人との会話を楽しみたい」
「トレンドを把握しておきたい」
そして結果的に多くの女性オタクが
「読んでみたら面白くてはまった!」

こんなパターンが女性向けの旬ジャンルとなる作品には多いのではないでしょうか。

そして多くの人が、好きなキャラクターの「もしもの姿」が見たくて同人誌に手を出す…。
ある種わかりやすい流れでもあります。

人が多ければ、同人誌を出すライバル達も多いのは確かです。
けれどもそれをも上回る購買層がいれば必ず本は売れます。


・今流行ってるジャンル/カップリングってどこで調べるの?

現在は昔の個人HPなどがあった時代とは違い、流行を調べるのはかなり簡単です。
①ツイッター/pixivからの情報収集
②同人誌専門書店のランキングをチェック
③実際に同人誌専門書店やアニメショップの同人誌コーナーに行ってみる

①は一番手軽な方法です。
人気の作品は必ず、ツイッタートレンドに特定のアニメの単語が出たり、pixivのランキングで上位に出てきます。
それが一度ならず何度も出てくればかなりの確立で「ある程度は人気のジャンル」ということがわかります。

また同じ女性オタクの人を無作為にフォローしたりリスト等に入れておけば、そのタイムラインで今みんなが何に夢中になっているかもひと目でわかると思います。
このような意味からもツイッターは(見る専用のダミーアカウントでも良いので)どんどん活用して情報収集していきましょう。

②は固有名詞は伏せますが同人誌専門書店のランキングをチェックしてみてください。
100位まで見ることができると思いますが、明らかに「このジャンル多いな」「このカップリング多いな」と気がつくと思います。

③は今現在(2020年5月)某ウイルスの影響で店舗まで行くことは難しいと思いますが、自粛解除になった際はぜひとも店頭にいってみることをオススメします。
同人誌コーナーで平積みされてるジャンルが目に止まるかと思います。
これは「今流行っている」または「これから絶対にくる」ジャンルを店舗側が把握し、並べている場合が多々あります。
個人個人をチェックするのも大事ですが、こういった公式や業界とのつながりがある店を散歩がてらチェックしに行くことも良いと思います。


・萌えても「稼ぎ目的」では絶対に行かない方がいいジャンル/カップリングとその理由

ここから先は、YAYA個人の体験談になります。
今まで稼ぎ目的で行ったはずがいまいち収益に繋がらなかったジャンルが複数ありました。

これも固有名詞は伏せさせていただきますが、そのいくつかの例を書いていきます。

①サークル人数が少ないジャンル/カップリング
②アニメ1期が終了し半年以上経過したジャンル
③キャラクターが特殊な年齢/体格をしているジャンル

①は読み手がある程度多くてもサークル人数が極端に少ないジャンル/カップリングを指します。
イベント参加をした際、たいがいの場合は両隣と挨拶をしたり、多少他サークルの本を買ったりすると思います。
これがあまりにも少数サークルの場合お互いの顔を覚えてしまったりそれだけならまだしも「あの人私の本買ってない!」とめんどくさい奴にからまれるパターンが起こります。

好きな本だけ買えばいいじゃん!それが同人誌即売会でしょ?
はい、正論です。正しいです。そのはずなのです。

けれども、実際あるのです。「お付き合いで本を買いあわないとこの状況やべーな」ということが。
逆に「今までなんだかいけ好かないと思ってたサークルが自分の本を買ってくれた。それからちょっと印象が良くなった」ということ、ありませんか?
それが少数サークルになると如実に出ます。
サークル数が多ければ誰が誰だかわからなかったり、誰がどこのサークルと仲が良いだのどこの本を買っただのわかりにくいと思いますが、少人数だと人間関係まるわかり図になってしまうのです。

読み手がある程度多くても、女同士のめんどくさいしがらみに巻き込まれることが多いです。
最低でもサークル数が20以上あるジャンル/カップリングに行きましょう。

②はアニメ化した旬ジャンルを経験したことがある人はもうおわかりかもしれません。
だいたいのアニメ化したジャンルはそのアニメ放映終了後半年で読み手の数がぐっと減ります。

ジャンルの盛り上がりピークはアニメ化した1ヵ月後~アニメ放映終了3ヶ月あたりだと思います。
この時期を逃さないでください。

「え?でもアニメまだ2期もあるし~」とか思うでしょう。1期よりも2期で盛り上がったジャンルは今までほとんど無いはずです。
1期と2期の間がほぼないならまだしも、1年後に2期があるというジャンルは多少新規の買い手が来てもその数は1期を越すことはありません。

原作やアニメをずっと楽しみに見る層はたくさんいると思いますが、同人誌は一種の嗜好品なのでよほどの人でなければ一度切れた熱量は戻ってこないのです。
「今なにも目ぼしい流行ってるジャンルないなあ」という時以外は2期からの参入はあまりオススメできません。

③は過去YAYA本人がショタジャンル/カップリングに居たときのことです。
初期のイベントではかなり売上てこの調子ならまだまだ活動できそうだぞと意気込んでいましたが、ジャンル全体の"人気の引き波"がとても早かったのです。
原因は今でも明確にはわかりません。

同じような話をガチムチキャラクターカップリングを書いていた友人も言っていたことがあります。
これは想像なのですが、特殊な年齢/体格のジャンルやカップリングは初期はものめずらしさで手に取る買い手が多いのかもしれませんが、結局は心から好きな年齢/体格ではないために去るのも早いのではないかと推測しました。

もちろん中にはショタキャラ(ガチムチキャラ)ずっと好きだぞ!という人もいるとは思います。
けれど、オタク女性ではやはり少数なのです。

できれば、あたりさわりのないイケメンの外見のキャラを書く/描く方がある程度長く活動し収益を得られるので無難だと思います。

予断ですが、スラッとしたおじさんキャラクターの人気はずっと根強い感じはしますね。
小奇麗なおじさんキャラクターは「イケメン」区分になるのだと思いました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次は「アンソロ/合同誌に誘われた!どうしたらいい?【副業で同人活動】」という記事を出させて頂く予定です。


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