痩せるのに必死だった
中学校一年生の時にスクールカースト頂点の女子にイジメられ、ろくに友達も出来ずに孤立した。
「イジメられるのは太っているせいだ」と思いダイエットを始めた。
当時は食べないダイエットが主流で、家では食事は殆ど摂らず、給食もカロリーが高そうな物は食べなかった。
それでも体重は思うように減らず、下剤を飲んでいた。
いつも栄養不足で頭がボーッとし、空腹でイライラ・フラフラしていた。
この頃から冷え症になった。
家でも学校でも、痩せる事で頭が一杯だった。
痩せてはリバウンドする、を繰り返していた。
この無茶なダイエットを一年生の間はずっと続けていた。
成長期にろくに栄養を採らなかった事も鬱病になった一因だと思う。
今思うと自分のしていた事に心底ゾッとする。