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現代短歌

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31文字で日常の秘密を。
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#現代詩

歩きタバコはしない人と深夜のバス停で宇宙船を見た

歩きタバコはしない人と深夜のバス停で宇宙船を見た

【煙草】

マルボロの箱のビニール剥がさずに、シケモク貯めて笑ってた人

「くちづけで、銘柄当てられるよ。」誰にも話せない特技がひとつ。

換気扇付けっぱなしで、出て行った。いつも通りと新しいヒビ。

歩きタバコはしない人と深夜のバス停で宇宙船を見た

【ソファー】

ソファーが舟だとするならばあの日乗り合わせただけだったあなた

「あなたの事は行方不明」ソファーは、深海沈みゆくタイタン。

セカ

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水眠は、死ぬ練習と目を閉じる君が、生きる理由になりたい。

水眠は、死ぬ練習と目を閉じる君が、生きる理由になりたい。

野良猫も個性があると撫でながら、いのちってさみしさのかたちね。

向日葵で創られた海の話とか絵本めくるようにあなたと

水眠は、死ぬ練習と目を閉じる君が、生きる理由になりたい。

「奇跡とは、ありふれたこと言うんだよ。ふたりの為に起こしてみせて。」

雲を撮るような素直さで生きてみたいと言うその頬を見ており
#今日の短歌

哀しい事は多いね。死ぬ間際あなたを愛した記憶が欲しい。

哀しい事は多いね。死ぬ間際あなたを愛した記憶が欲しい。

夜の空気わけあえば本当がとけあったりもするので困った

地中海、雪の結晶が芽吹く。聴こえる?花詞の祈り。

まず珈琲に月の灯りを梳かします。時季に時が止まりますよ。 

岩石のクッキーちぎり迷い込む。お菓子の家の窓越しに飴。

来世こそ猫語が解る世界線でお願いします!サンタさんへ。

「それは、あなたが信じたい事で、私が話した事じゃないもん。」

春が来た。君を世界から消した時、やっとしあわせにな

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貝殻にきれいな色の石集め「ほら見てよ、地球の瞬き。」

貝殻にきれいな色の石集め「ほら見てよ、地球の瞬き。」

手をとって。ほんとに海が蒼いのか食べて味わう朝陽みたいに

口癖を真似したことを指摘して波打ち際の花をさらって

「流星の欠片で出来た砂浜がふるさとなの」と月の言詞

月の海歩いてみたいと笑う君、波に歌うことを教えて

貝殻にきれいな色の石集め「ほら見てよ、地球の瞬き。」

「空と海、重なるところ見えるかい?シーグラスその船のひとつさ。」

海の味。その頬伝うこの音色。あたりまえをね、君と識りたい

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眼球に地図が編まれていく日々を教え会おうよ見つめ逢うこと。

眼球に地図が編まれていく日々を教え会おうよ見つめ逢うこと。

自称好意と寒がる人と冬のひだまりを見つけたいのです。

味があるの?言葉って。味覚を教えるくちづけみたいな「雪ですね。」

眼球に地図が編まれていく日々を教え会おうよ見つめ逢うこと

運命とは最低に成り合うこと誰も真実を歌ってくれん

存在を不在で教えるような世界の秘密はあなたの顔を
#今日の短歌