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TOEIC965点の勉強法【単語編】

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やほ~、やうぎです。

今回はTOEIC最高スコア965点のTOEIC勉強法、単語編です。
僕の英語力のベースってほとんど単語なんですよね、単語力のお陰で英検準1級とTOEIC965点が取れたと思っています。言い換えれば単語力のゴリ押しです。

単語さえわかっていれば、どんな文章だろうとだいたい読むことができます。「わからない単語は文脈から推測しなさい」などと英語の先生やから言われてきたかと存じますが、そもそもその単語の意味を知っていればいいのです。どうせお前らこんな単語知らんやろ(笑) とか言うてくる出題者をぶん殴れます。とても気持ちがいい。

特にTOEICって75分の間に、割としんどい量の文章を読んで処理しないといけません。わからない単語を推測している時間など無いです。覚えてなんとかなるものは覚えてしまったほうが間違いなく速いです。
僕の単語力では、TOEICの長文問題であれば知らない単語はあっても1-2個くらい~と自負しておりますが、試験問題を前から順に解いていって最後の問題時切った時点では15分くらい回答を見直す時間ができます。

前置きが少々長くなりましたが、この記事では下記の2点について重点的にお話していきたいと思います。

  1. そもそも”覚える”って何ですか

  2. やうぎの単語勉強法

この記事が皆さんの学びになることを祈っています。


1. そもそも”覚える”って何ですか

さて、皆さんの中で”覚える”ってなんですか。色んな答えがあると思います、頭の片隅に入っているとか、そらで口ずさめるとか。

めっちゃ急に話を変えますが、僕が高校生の時の話をします。
当時、高校2年生であったやうぎ少年は、英単語が覚えられなくて非常に悩んでおりました。自称進学校に在籍しておりましたので、毎週のように単語テストがあり、単語のレベルも国公立大学入試レベルのものを普通に出してくるわけです。

部活動で時間と体力を取られまくりヘトヘトの思考の中で、当時のやうぎ少年はこう考えました。

「appleとかvegetableとかavailableと、deserveとかdischargeとかapprenticeの違いってなんやねん」

やうぎ(当時17歳) 学校の図書館にて

恐らくこの記事を読んでいる多くの方は、前者3つの単語は絶対に見たことがあるし意味も想起できると思います。
そして、この3つの単語の意味を忘れることは無いだろうと思いませんか?

一方で、後者3つはどうでしょう。今手元にある『TOEIC L&R TEST上級単語特急 黒のフレーズ』から適当に抜き出してみました。見たことはあるわ~、レベルでしょうか。もし一瞬で意味を想起できたのであれば貴方は英語上級者でしょう、知らんけど。

話は戻りますが、当時のやうぎ少年この問いに対してこう結論付けました。

「appleって言う文字列を見た時に、一瞬で”林檎”もしくは”スティーブ・ジョブズ”の顔面が浮かんでくる。しかも、この単語忘れることってまぁまぁない。つまり覚えなあかん単語をこのレベルで想起できるようにすれば忘れへんやんけ!」

やうぎ(当時17歳) 実家の風呂にて

つまり、当時の僕は「その単語を見た時に一瞬でその単語の意味(と関連する意味)が想起できる状態」を”覚えた”と定義したのです。
ここで一番大事なのは”一瞬”です。0.5秒でも「これなんやっけ」が過ったらダメです。”apple”という文字列を見た時に一瞬でも「これなんやっけ」となるだろうか、いやない(反語)

2. やうぎの単語勉強法

上記の天啓をもとに、当時の僕は単語勉強法を編み出しました。
用意するものは「任意の単語帳」と「黒マーカー」です。

  1. その単語を見る

  2. その単語の意味が一瞬で想起できた→3へ / できなかったら1に戻る。

  3. その単語を黒マーカーで塗りつぶす

  4. 上記サイクルを可能な限り短時間で繰り返す

皆さんの心の中のサンドウィッチマンが「ちょっと何言ってるかわからないです」と言うてると思うので、僕がTOEICで2年前に965点を取ったときの単語帳の状態をお見せしましょう。

2年前にいじめ倒してた『TOEIC L&R TEST上級単語特急 黒のフレーズ』

塗りつぶしている英単語は、当時の僕が”覚えた”と定義した単語です。つまり一瞬で意味が想起できたものです。
え?「塗りつぶしたらもう見れへんやんけ」って?さっきも言いましたが、僕の覚えるの定義は「"apple"レベルまで単語を身につける」です、一瞬で意味でてくるなら十分身についてて、もう忘れへんから塗りつぶしても問題ないです。それでも忘れるならその程度の単語やったってことです。過去の女の事は忘れな。前だけ見て生きろ。

なお、この学習法のコツは「可能な限り短時間で複数回繰り返す」です。
我々がappleとかvegetableとかavailableの意味を一瞬で想起できるのは、頻出だからです。多分これまで生きてきて、これらの単語を見たこと無いっていう人はそんなにいないと思います。
つまり、よほど天才でも無い限り、一回見ただけでは覚えれないです。
それこそその単語を100回、1000回と見る必要があります。

今から当時のやうぎ少年が考えていた、めちゃくちゃ非科学的な話をします。
例えば、10分の動画と2秒の動画ってどちらのほうが保存に必要な容量は大きいでしょう。再生時間以外が同条件であれば、間違いなく10分の動画の方が容量が大きいですよね。
では、再生開始までかかる時間はどうでしょう。容量以外が同条件であれば、基本的には2秒の動画のほうがすぐに再生すると思います。

このことから当時のやうぎ少年は「記憶に要する時間はなるべく短いほうが良い」という結論に達しました。つまり、想起=動画再生です。一瞬で見て一瞬で意味を想起できる。しかも一瞬で覚えたら脳の容量もそんなに食わない(非科学が過ぎる)から、めっちゃ単語覚えれる量ふえるやん!ってのが当時の僕の主張です。今から思えば頭おかしいですね。

こんな非科学的なこというてはりますけど、この単語勉強法で単語帳を塗りつぶしまくったやうぎ少年は高校3年生の時に英検準1級合格、国公立大学に現役合格するくらいまで英語力を伸ばすことができました。
そして社会人になった今でも「あー、とえいく受けるか~」ってなったときに英語の勉強してますが、語彙力については維持/向上できているなーと思います。
というか英検準1級レベルの単語であれば、まだちゃんと普通に覚えてますね。ちゃんとやうぎ少年が定義したように「"apple"レベルまで単語を身につける」ができているから忘れてないんだと思います。知らんけど。

3. おわりに

さて、今回はTOEIC最高スコア965点のTOEIC勉強法、単語編について書いてみました。
あんまり意識していない人が多いと思いますが、”覚える”の定義って結構大事なんじゃないかと思ってます。いわゆる使える知識ってのはやはり一瞬ででてこないと困るし、うろ覚えやと役に立たないですからね。

あんまり実践する人はいないと思いますが、参考になることがあれば幸いです。
また気が向いたり時間ができたら、長文対策やリスニング対策も書いてみようと思います。そんなおもしろいこと書けやんと思うけど。

最後有料部分でおすすめの黒マーカーと塗りつぶしやすかった単語帳を紹介してます。別に大したことは書いてないですが、この記事おもしろい~と思ったら買ってくれると嬉しいです。僕のコーヒー代になります。

あとTOEICで900超えたら得した話も書いてるのでこちらもよければ是非~。
「TOEIC900点」で人生で結構得した話

今日はこのへんで~、ほな~。

(最終更新日:2024年8月27日)

【有料部分】おすすめの黒マーカーと塗りつぶしやすい単語帳とあまり表に出したくない雑談

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