見出し画像

本の棚 #212 『スタンフォード式 人生デザイン講座(仕事篇)


人生をデザインするためには

今の現実世界がどんな時代なのか

知っておく必要がある。

新しい現実の名前は?という問いに

この本は答える。

「ディスラプション=破壊的変化」だ。

これまでのルールや当たり前は

どんどん変化していく。

この変化の荒波の中で

どうやって人生をデザインするのか。

−−−−−−−−−−−−

デザイナーの六つの考え方
①興味をもつ(好奇心)
→おもしろがっているひとはおもしろい
②やってみる(行動主義)
③問題を別の視点でとらえなおす(リフレーミング)
④デザインはプロセスだと理解する(認識)
⑤助けを借りる(過激なコラボレーション)
⑥あなたの物語を伝える(物語)

ここはメモ程度。


「いまのところは、これでじゅうぶん」

まずは現在地を知ること。

自分がどこにいて、どんな状態なのか。

それがわからぬままに

目標を設定したところで

ゴールとのGAPは明確にならない。

「足るを知る」というように

不満、不足をあげたしたら

はっきり言ってきりがない。

もっともっとの罠、にはまるだけだ。

いきたいところを決めて

前向きに進んでいくことは

大変素晴らしいことだけれども

「あなたはいまどこにいるのか」

ここを正しく、客観的に認識したい。

もちろん「これでじゅうぶん」と

現状に満足しているなかでも

つぎに進みたい方向を考えよう。

ずっと、ではない。いまのところは。


内省の習慣=グッドワーク日誌
今日、学んだことは?
今日、やってみたことは?
今日、手助けした相手は?

一日が終わったあとに

この三つの振り返りを書き出してみる。

なんとなく過ぎた一日ではなく

どこかに○がつけられる一日になる。

この○の積み重ねがよい人生につながる。


一貫性のある人生とは?
人間性、考え方、行動の三つが一直線に結ばれるような人生だ

なぜ仕事をするのか?
人生の意味や目的は?

30代、40代になったときに

あらためて自分にこの質問をしてみる。

仕事のなかで毎日問われるような質問より

もっと大きなパワーをもつ質問だ。

人間性、考え方、行動という三つが

点と点をつなぐように

直線上に並んでいる人生をデザインする。

そのためにも振り返り、反省し

次の良い行動につなげる。


人生の調子はどう?

面談のなかで「最近どう?」

みたいな質問から始まることは多々ある。

多くの答えは仕事の調子だ。

それは仕事のなかでする面談なのだから

そう答えるのは間違ってはいない。

しかし、この手の質問のまえには

(人生の)がついていると考えている。

仕事の以外のことが仕事に与える影響は

決して小さくない。

やはり仕事の外側に目を向ける姿勢

ズームアウトしてからズームイン
(人生→仕事)

このコミュニケーションが大切になる。


−−−−−−−−−−−−

#読書 #迷い #ビル・バーネット

#デイブ・エヴァンス

#ワークライフ #デザイン思考

#影響力 #現在地

サポート頂いた分は全て書籍代として本屋さんに還元します!