![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100784388/rectangle_large_type_2_7e4cc00a127bee690f15cd4df2351eab.png?width=800)
本の棚 #221 『しないことリスト』
ぼくは大学3年生の冬に
あることに気づいた。
「世の中に、やらなければならないことなんて何ひとつないんじゃないか」
やらないといけない
これを「must状態」と命名した。
この状態が続くとぼくはかなり窮屈な思考になり
なんだか楽しくなくなり苦しくなる。
落ち着いて考えてみると
やらなければ死ぬ、ということには
ほとんど遭遇したことがないのに…
そんなmust状態に突入して
抜け出せなくなっている人たちや
なんだかよくわからないが苦しんでいる
そんな人におすすめの一冊だ。
−−−−−−−−−−−−−−
仕事をするために人生があるわけじゃなく、人生を充実させるための手段の一つが仕事であるに過ぎないのだから。
あくまで手段の一つ、それが仕事。
でもなかなか素晴らしい手段である。
人の役にたつことを通じて
みんなが喜ぶ状態をつくるのだから。
ただし、仕事をしなければならない
と窮屈に考えすぎると苦しい。
別に他の手段もあるなかで
あくまで自分で選択している、と
自覚できるようになれば
少しは変わるのかな?
「自己責任は50%、自分ではどうしようもないことが50%」というくらいに考えておくのが、自分に甘すぎず厳しすぎず、ちょうどいいくらいのバランスなんじゃないだろうか。
全て自分のせいだ
これは行き過ぎると思考停止を生む。
自分を追い込み、落ち込み、
戻ってこれない人もいる。
だから、常に50:50くらいがいい。
ぼくは30:70くらいかもしれない。
うまくいかなかったときだけでなく
うまくいったときもそう。
全て自分のおかげ、なんてことはない。
周りのサポートや運、タイミングみたいな
有り難いことが重なっているのだ。
何かの役に立つかをいちいち考えるのではなく、それ自体を楽しもう。
「目的意識をもちなさい」
「なぜなんのために、を考えなさい」
もちろんそれは大切だけど
人生のなかでずっとそれを考え続けるのは
正直疲れる。
ただ、ただ楽しいからやっている。
そんな隠し味のような要素が
人生に彩りを与えてくれるのではないか。
来月から久しぶりに大好きな卓球を
約15年ぶりに始めます。
サポート頂いた分は全て書籍代として本屋さんに還元します!