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【アート】今年もっとも笑った展覧会もしれない「ヨシタケシンスケ展かもしれない」ーその④ これで終わり!

12月名古屋に出張時、東京でも行けなかった
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を訪れるチャンスがありました。
いくつもネタバレがございますため
これから展覧会を訪れる方はご遠慮くださいね。

展覧会に入るまでのエピソードはこちら↓

そして入ってすぐの展示についてはこちら↓

絵本がどのように創作されているのかはこちら↓

今回は展示会の
「クスクス感溢れる仕掛け」について写真を主体
(これから行かれる方は
まじでネタバレなので、お気をつけて!)
私なりに解説いたします。

ワクワク星からの回し者かもしれない

展示会に入る前から、
ワクワク感を演出されていたのは
何度も書いているのですが、
展示会に入ってもワクワクが止まらないのです。
ヨシタケシンスケさんは、ワクワク感演出の達人。
それも老若男女問わず。

きっと展覧会もどのようにしようかと
かなり試行錯誤されていたのでは?と疑惑。

何せ展覧会を廻っているだけで、
くすっとなってしまったり
子ども心に返って、
「よっしゃ~!やったるか~!」
になったり。
展示会会場はそこまで広い訳ではないのですが、
あちらこちらにワクワク演出が多いため
気付けば2時間は滞在していたでしょうか・・・
まるでワクワク星に到着し、
ヨシタケシンスケさんという「ワクワク星」の回し者に
やられた―。
という感じです。

いくつか写真でご説明します。

まずは、会場に入る前に、これですよ。
ワクワク星人のヨシタケシンスケさん、わかってますね~。

ワクワク感がたまりません!
おしっこちょっぴりもれたろうが言うのだから間違いない

そして入ってすぐの演出はこちら。
ワクワク星人、心に訴えかける演出がさすが。

チケットは予約制・並んで入るだけあって、このメッセージも嬉しい
今の時代にこれを許してくれるのは嬉しい限り


そしてこの圧倒的なメモの展示。
全部読めないのわかっていて、あんな上まで展示するわけ⁈
脚立が欲しい。。。。
一つ一つのメモを読むこのワクワク感。

お客様もしゃがんで、背伸びして見ています。

りんごかもしれない、コーナーでは
あれ?自分が映っている!
「あなたもりんごかもしれない」
笑える!
これがりんごになったら、当たりかな?

りんごはなかなか出てきません。

次のアトラクションは、
「うるさいおとなをりんごでだまらせよう!」
おとなの私もワクワク🍎
年甲斐もなく、かなり白熱しました。

スポンジでできた軽いりんごが沢山置いており
それをパネルの口の中に入れるゲーム
です。
これがなかなか入らない。。。。
そしておとなのくちにりんごがはいると、
パネルにあるメッセージが変わります。

簡単そうで意外にむずかしい、おとなをだまらせるのも同じ?!

「つまんないつまんない」絵本コーナーには、
こんな顔はめパネルが。。。
大体が「笑って~」の写真撮影ですが、
これは「笑わないでー」の撮影
です。
つまんないかおで写真を撮るコーナー
みなさんどんなつまらない顔をするのでしょうか?

見事にみんなつまんなそー

つまんなそうにしていたら、
きっと係の人がコチョコチョしてきますよ。。。。

ところどころ演出が可愛すぎるかもしれない

その①
ところどころ、パネルに触る箇所があって、
アルコール消毒も置いてあります。
そこにも仕掛け。
おじさんが消毒してくれますよ。

その②
メッセージがところどころに置いてあり
その度に、「うん、うん」
と頷かずにはいられない。

その③
過去の作品が飾られているけれど、
どれもまあ、役立たずな品々。。。

ハンガーなで肩編
「ておくれ君」手が遅れています。。。。

その④
海外に訳された本も展示されています。
「おしっこちょっぴりもれたろう」が中国語(台湾)に訳されていました。
題名だけで、笑っちゃう。

尿尿太郎、これは相当もれています。


ワクワク星人これでもか!とやりたい放題かもしれない

このコーナーは、あてっこ遊びのコーナー
「これ、なーんだ?」

あてっこコーナー

仕組みは、二人一組で、一人が中に入って
お題の1本を引きます。
お題が描かれているのは、うちわのような形をしたもの。
そしてそれをパネルに差し込んで。。。。。
お題のマネをします。

パネルのお題はものだったり、人だったり
でも、その人のお題が変わっていて
お題を見ているだけでも笑ってしまいます。


お題はものだったり、人のだったり。。。。

そのモノマネを
最後こたえ合わせするのは、「こたえ」と書いてあるパネルをめくると。。
先ほど差し込んだうちわみたいなお題が
こたえとして見える!という仕掛けです。

これ、ぜったい二人で盛り上がるやつでしょ~。

そしてここでは、なんと
天国と地獄も展示会で体感できちゃうんです。
絵本「このあとどうしちゃおう」からまずは天国!

天国は歩くだけでフカフカ、心地よーい。

そしてこちらが地獄。
せっかくなのですわってみました。

地獄はおしりがいたいよ、、、、

最後の仕掛けは我々の心に訴えるかもしれない

展覧会終盤は、
ヨシタケシンスケさんからのメッセージが強く表れています。

ヨシタケさんの生まれてから、今までの主な出来事と思っていたこと。

かっこいいヨシタケシンスケさんはこちら
火山にも、竜にも負けないヨシタケシンスケさんです

未来は誰にもわからない
悲しいことも、楽しいことも
時にはちょっぴりおしっこもれちゃうこともあるでしょう。
だけど、それを楽しく考えちゃう練習をしていれば
きっと楽しい・予想もしなかった「あなた」になるでしょう。

最後に占いっぽい仕掛けも。
そうですね、この日を思い出すと思います。



このパネルにまんまと騙されて、
はがきや本を購入しました。

この本はすごいです!
一番のお気に入り


この表情、にくいです。
母に送りたい1枚

あなたも絵本の主人公になれる!

お子様用ですので、おとなには大きすぎました。。。

4回に渡り
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」
をご紹介しました。
読んでいただいた方、本当にありがとうございました。
この楽しい気持ちを少しでも共有できたら、と思い
展覧会のネタバレがかなり入っていていますが
行けなかった方にも是非楽しんでいただきく
色々書かせていただきました。

次の展覧会や次の作品を心待ちにしつつ。
みんなで日々楽しいことを考える練習をしてきましょう。

人間そんなもんですよね。



最後に引いた未来の占い
ある意味あたっております。。。


展覧会は2023年1月15日まで!
機会があれば是非、
あなたもワクワク星人になれるかもしれない。

追伸 (1月7日追加情報):追加で展示会が決まったそうです。
〇 鳥取会場 
2023年4月8日(土)~5月7日(日)
〇 福岡会場
2023年5月22日(月)~7月16日(日)

愛知で終わりだと思って、結構ネタバレしちゃいました。。。。
ごめんなさい!
でも、会場で見た方が100倍楽しいので、お近くの方は是非!


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