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【アート】今年もっとも笑った展覧会もしれない「ヨシタケシンスケ展かもしれない」ーその②

12月名古屋に出張時、東京でも行けなかった
「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を訪れるチャンスがありました。

展覧会に入るまでのエピソードはこちら↓

観覧者を主人公にしてしまうかもしれない

その①でもお伝えしましたが、
展覧会に入る前からワクワクする仕掛けがあちらこちらに…

入り口にこんなメッセージ

そして入り口が近づいてきたら、
こんなシーンが現れてきました。
可愛すぎるでしょう。
そしていよいよ展覧会に入りました。 

するとこんなメッセージが。
東京でチケットを取れなかっただけに、
心に響きます。

なんだか心がふわっと温かくなります。

会場に入ると、ご挨拶が。
これも、何だか主人公が「ヨシタケシンスケ」さんではなく
皆さんですよ
、と言ってくれるところに
人としての優しさを感じずにはいられません、

展示会は、まず大学時代のクリエーション展示からスタートでした。
実はわたくし、学部は違えど
ヨシタケシンスケさんと同じ大学で同じ時期を過ごしておりました。
ですので当時の大学の雰囲気、町の空気、
そしてその環境で最も多感と言ってもいい10代後半~20代前半を
どんな気持ちで過ごされたのかは想像がつきます。
かなりの迷走ぶりとユニークな視点に、思わず吹き出しました。

クリエーションの数々
クリエーションの説明、タイトルがまた笑える

壮大で極小なのかもしれない

次の展示は、驚くことに、
彼の極小のスケッチが壁いっぱいに。
はいだしょうこさんのイラスト小ささも有名ですが、
ヨシタケシンスケさんもちっさ!そして細かい!
他人に見つからないように、小さいメモで小さく描いているとはどこかで読みましたが、本当に小さい。。。。
そして、イラスト横に書かれているメッセージは
何だかとても意味が深いものもあります。
見入っている方々は、
何だか自分の1枚を探しているようにも見受けられました

会場には1万枚を超える膨大なスケッチの中から約2,000枚を複製
されているそうです。

イラストメモコレクション
壁一面に展示されたイラストメモ
1枚1枚に物語があります
イラストのストーリーはつながっているようで、つながっていなかったり
「わかった。ボクの役目がわかった。」

絵本作家のヨシタケシンスケさんには、
これだけの量のイラストやメモがあった上での作品だったのです。
悶々と作品を作られていた大学時代、
そして1万枚を超える膨大なスケッチ。
これらが今の作品を創り上げているのですね。

次はいよいよ絵本のご紹介です!
また次回。

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