見出し画像

【映画】おフランスはやっぱりオシャレ‐「ロッシュフォールの恋人たち」

■ 邦題:ロシュフォールの恋人たち
■ 原題:Les demoiselles de Rochefort
■ ミュージカル
■ 監督:ジャック・ドゥミ
■ 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ジョージ・チャキリス、フランソワーズ・ドルレアック、ジャック・ペラン、ミシェル・ピコリ、ジャック・リベロール、グローヴァー・デイル、ジュヌヴィエーヴ・テニエ、ジーン・ケリー、ダニエル・ダリュー
■ 1966年 フランス

1.ストーリーの概要(ネタバレ含むので注意)
2.お気に入りのポイント
3.こんな時に観るのがおススメ
4.5点満点のうち?

1.ストーリーの概要(ネタバレ含むので注意)
  1960年代、フランス南西部、海に面した港町ロッシュフォール(Rochefort)に住む美しい双子の姉妹。二人はパリでそれぞれの道を成功する事を夢見ながら、二日後に控えた町のお祭りを楽しみにしていた。そして町にやってくる旅芸人。双子の母は町中心部でカフェを経営、常連客と共に毎日を過ごしていました。するとそこへ旅芸人たちがやってきて。。。。
 出演者それぞれが自分の道や恋を夢見て、ストーリーは重なっていきます。最後、町のお祭りは大成功。双子の姉妹は恋心と共に、お祭り出演者と共に夢のパリへ移動していく。

2.お気に入りのポイント
  ストーリー、音楽、踊り、色、シーン。。。。全てがオシャレ。60年代の作品ですがメイクやファッションは古びた感じが全くしません。フランスの芸術的なセンスがあちらこちらに光ります。
  夏にお祭がやってくる期待感とワクワク感、それを数々の恋物語と織りなし、幸せ感一杯の気持ちになる事間違いなし!

  そして出演者も豪華すぎ。カトリーヌ・ドヌーヴがまあ、可愛い。そしてジョージ・チャッキリスの踊りはダンサーの中でもピカイチ。彼はフランス語もペラペラなんですね。ジーン・ケリーも登場し、踊りに歌にノリノリです。そして出演者それぞれが自分たちの夢や恋を追いかけるストーリーはとても前向き。
 ミュージカルなので、ミッシェル・ルグランの音楽も素晴らしいのひとことです。あ、どこかで聞いたことある、という曲ばかりそろっています。

 『ラ・ラ・ランド』がオマージュした作品ですが、やはりハリウッドでどんなにお金を盛ったとしても、このフランス文化の上品かつコケティッシュ感は叶わない気がします。

3.こんな時に観るのがおススメ
  コロナ禍で出掛けられないし、お祭りはないし、友達や恋人には会えないし、海外旅行にも行けないし。。。。この作品を観るなら、いまでしょ!
ちょっと気が滅入る時、ちょっと元気が欲しいなあ、と思う時は、是非この作品を見てください!一気に気分が上がる事、間違いないです。

画像1


https://eiga.com/movie/54204/

  ネットで色々見ていたら、ビハインドザシーンなチャンネルが出てきました。撮影現場の映像が残っているようです。当時はこんな風に撮影していたんだ~とわかると、更にこの作品のファンになりました。
これだけ時間が経過した今でも色褪せない、本当に素敵な作品です。

https://www.youtube.com/watch?v=jAdF1U3SZyE

4.5点満点のうち
4.8点
死ぬまでに見ておくべき100本の映画。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?