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RICOH GRⅢ Diary Editionを購入した【フォトグラファーの歩み#8】

写真を真剣に撮り始めてから、夫のLEICA SL2を借りつつ自分のFUJIFILM X100Vをメイン機材として使ってきたが
今年の1月に、GRⅢの限定モデルが出るとの発表を見て
かねてよりGRが欲しかった私は秒で飛びついたのであった。
今回のnoteで使用する写真は、すべてそのGRで撮影したものだ。

風に揺れるヤシの葉

GRが欲しかった理由は、「とにかくコンパクトで高性能なデジタルカメラを使い、いつでもどこでも撮影し経験を多く重ね、写真の腕を磨きたかった」これのみ。

真剣に一眼カメラで撮影するようになって、カメラ機材の重量・大きさ・数が自分自身へ、そして写真へ与える影響を肌で感じることになった。撮る人には当たり前のことだと思うが、「重い」「大きい」が時には足枷になるのだ。

いつだってライカを持ち歩いて撮影したい。そんな気持ちでいたとしても、今の生活では難しいことが取り組んでみてわかった。

いつでも万全な体制でライカを持ち歩ければ(自分の撮りたい写真にとっては)一番良いのだけど、毎日は難しい。そこで使い分けが必要になった。

沖縄の休日

当初はFUJIFILM X100Vがとても大きな仕事をしてくれた。ライカを持っていけなくても、小さくて軽いX100Vがあるおかげで日常の何気ない瞬間を数多く収めることができたのだ。

GRⅢは、X100Vよりもさらに小さくコンパクトで通勤用バッグにポンと気軽に入れておける優れものである。

そこで、悲しい別れが訪れることとなった。

夫の提案で、私の写真ライフの幕開けに大活躍してくれた大切な相棒であるFUJIFILM X100Vは

下取りに出されることになったのだ。

寂しいけど、確かに出番がほとんどなくなってしまった。仕方がない。

「使わなくなってしまったカメラは手放し、新たに欲しい機材へお金を回す。また欲しくなったら買い戻す。」

私のような駆け出しにはまだ慣れないが、そんな考え方が主流なのだろうし理にかなっている。使わずに置いておく方が勿体無いと、頭ではわかっている。

心はまだ追いつかないが、今はこの新しい相棒・GRⅢを大切に使っていくことに集中しよう。

今までありがとう。FUJIFILM X100V!

2023.03.06
Yukari

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