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【子育て】忘れ物に気づいた小1息子とのやりとりを振り返って感じること

月曜日の朝は
いつもの曜日より大荷物。

晴れてるだけで
「良かったねー」と嬉しくなる。

傘と荷物だとなかなか大変。
わたしも経験があるからよーくわかる。



4月から小学生の仲間入りをした長男。

登校班の待ち合わせ場所で
いつも通り見送ろうとしたときのこと

「おかあさん、やばい!」
「てさげわすれちゃった!!」

そんなことをこっそり伝えてきたのだ。



玄関前にある靴下置き場から
靴下をとり
2歳下の弟と小競り合いをしながら
履いていたのを思い出した。

きっとその場所に
置いたままになった手提げがある。



「どうする??」

わたしは長男に声をかけた。


「お母さん、持ってきて!」と。


そりゃ、そうなる。
わたしも息子ならそうなるからだ。



選択肢が2つ浮かんだので
思いのまま息子に言ってみた。


①今から一緒に家にもどって登校班とは一緒に行かない。
あとからお母さんと遅れて一緒に学校に行く。

②このまま皆と学校へ行く。
お母さんがあとから手提げをもって届ける。上履きはあとから持っていくから靴下のまま入りなさい。


息子は迷わず②を選んだ。

「いってらっしゃい!」
いつもより少し早めに言葉にした。



5分後に
保育園のバスが迎えにくる時間。
右手には年中さんの次男の手がある。



さて、どうする??


ここから面白いくらい
頭が回転した。



次男が言う。

「がっこういかないとねー」
「おうちもどらないとねー」

長男とのやりとりをそばで聞いていて
彼なりに状況を把握したようだ。



「バスくるよ!」
「バスに乗ってからお母さん学校いくよ!」

そう伝えると
ニコニコの次男の表情が一気に曇った。


「〇〇もがっこーいく!」
「きょうはバスのらない…」


お兄ちゃんが学校に行くようになり
学校への憧れがかなり強くなった次男。
一緒に学校に届けに行きたかったらしい。



よし!

迷っている暇はなかったので
保育園も
自転車でそのまま送ることを選んでみた。


一緒にバスに乗る保育園ママに
状況を伝えて
先生への伝言をお願いした。



そこからは、
ルンルンな次男と手を握り部屋に戻る。

いつもと違うは
わたしも次男もワクワクしていた。


案の定、
玄関の鍵をあけると
靴下置き場のすみっこに
追いやられた手提げが小さくなっていた。


どこか淋しげな手提げをパッと手に取り
またエレベーターに戻り
今度は自転車置場に向かう。


お迎えは自転車の次男は
朝からイレギュラーに自転車に乗れて
おまけに学校経由で行けることに
テンションが高かった。


「どこにいるかなー?」
「がっこーついちゃうよねー」

いつもよりワントーン高い声が
背後から聞こえてくる。



通学路を少し先回りして
きっとこの辺にくるだろうと予想した場所。

そこに息子たちの登校班を発見!



「おかあさん、はえーーー!」
「すっげーーーー」
「ありがとう!」

前歯の片側がなかなか生えてこない
ニヤニヤの長男が嬉しそうに声に出していた。


任務完了!
ホッとした。


そこからは
次男の保育園へ。

いつもはバスだから
初めて朝の自転車での送りで
いつもと違う景色が面白った。


玄関で待っている先生に
バスに乗らなかったことを伝えて
次男とバイバイをした。


わたしが見えなくなる曲がり角まで
後ろ歩きで嬉しそうに歩く次男。

その表情をみて
めちゃくちゃ満たされた。


なかなかフル回転で動いた朝。

忘れ物をしたとき
「何で忘れちゃうのー!!!」と
わたしたちママは子どもを責めがちだ。

わたしも気づくとそうなるタイプ。


届けながら
どこか「やらされてる感」に
イライラしたり
お母さんだって忙しいんだから!と
鼻息荒くなっていたりする。


でも、
今回違う選択がご機嫌にとれたのは
自分と向きあい中だから。

▼自分を常に心地良くさせる練習中。


「出来ないこと」
「失敗すること」

これって、
誰しもあること。

最近ここと向き合い中。


失敗してから気づいたり
そこからどうしたら良かったのか?

ここを感じるようになるから
「失敗」はめちゃくちゃ大切な出来事。

失敗は「学び」そのものだ。


忘れることあるよね
忘れちゃうよね

自転車で行きたいよね
一緒に届けたいよね

そこがめちゃくちゃわかったから
ご機嫌に動けた。


出来る・成功した自分
出来ない・失敗した自分

どちらもあっていい。


そんなことを感じた月曜日の朝。

素敵な1週間のはじまりだ。

手提げのなかには
上履きのほかに
運動会練習で必須の体育着
給食当番が着る割烹着が入っていた。

届けて良かった良かった。


▼子育てママのおうちセルフケア



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