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社会課題の解決がしたいってなんだ、人の役に立ちたいってなんだ

ここ最近自分の就活軸を考えていたら思い浮かんできたこと。

「社会課題を解決している企業に入りたいがその企業ってなんだ」
「人の役には立ちたいが、どうやって役に立とうか」

またnoteを使って自分の思考を整理していきたいと思います。

社会課題解決ってなんだ

直感的に思い浮かぶのは、NPOやボランティアなど。その次に少子高齢化問題の解消に取り組む人材系の企業や医療系の企業、貧困層や障害者への教育を行なっている企業。自分が人材系に興味があることや、就活で聞くことが多い「少子高齢化」というワードから、主に「人」にフォーカスした社会課題を連想することが多い。

改めて日本の社会課題について検索してみると、

相対的貧困の多さ(6.7人に1人が122万以下で生活、シングルマザーと70歳以上の高齢者に多い)
自殺者数の多さ(年間2万人以上、172カ国中18位)
老老介護・認認介護(在宅介護において老人が老人を、認知症患者が認知症患者を介護すること)
ジェンダー格差(153カ国中121位、特に女性の政治参加率が異常に低い(144位))
インフラ老朽化(多くの社会インフラは高度経済成長期の1960年代に建設された、その老朽化が今に来てる) 

このほかにも色々ありますが、一口に社会課題と言っても少子高齢化以外に多くのものがあるんだなと実感しました。

ここで思い浮かんだ疑問
・自分はそもそも社会課題を解決しようと思っているのか?
・何の社会課題を解決したいと思っているのか?

社会課題を解決したいといっても、「なんとなく良さそう、いいことやってる感ある、貢献性感じられそう」ってふわふわとしたイメージで行きついている感がする。
もし解決する!っていうなら自分の原体験からこれを解決したい!って言えなきゃ面接は受からないだろうし、そもそもその企業行く意味があるのだろうか。行ってもえげつない社会の負を目の当たりにしてモチベーションが下がり退職、という流れが見える。解決したいという確固たる思いが必要になりそう。

社会課題を解決したい、というよりかは日本の国力を上げたい、プレゼンスを高めたいという方向な気がする。社会福祉関連では自分の原体験はあるけど、それを改善したい!っていう思いはあまりない。どちらかというと、日本が外国に負けていることを悔しく思うことはある。ただそれもイメージであって心からそれをやりたいのか、と問われると疑問に思う。

以前めちゃくちゃ共感できたコンサルなど優秀層専門の人材紹介会社の話を聞いたときは、社会課題解決と国力向上のどちらかでいったら後者だった。優秀な人を適切な場所へ配置することで個人個人の能力を最大限発揮させると同時に会社規模での改善を図り日本を良くしていこう、という考え。


社会課題を解決したいというよりはいかに日本を良くしていくか。こっちの方が近いかなぁ。成し遂げたい世界にも若干ズレはあるし、アプローチするターゲットが違うように思える。でも結構似てるようにも思える。

日本をよくしていくといってもそれはどうやってやるのか。働く人の生産性を上げるために人材・ITのソフトウェア系も然り、コンサルも然り。まだイメージがついていない。
ただあまりここには固執せず、やりたいことよりどういう人物でありたいかを重視しよう。



すでにですます調とだである調が混じっていますがこのまま行きます。



人の役に立ちたいってなんだ

人の役に立ちたいっていっても人の役に立っていない仕事はない。じゃないとお金なんかもらえない。

基本人に貢献することに変わりはないので、自分はどういったアプローチで人に貢献したいのか、人に幸せを与えたいのか。
よく「人の役に立ちたいのなら、ネジ工場でもできる」と言われますが、人の役に立つことは大前提としてアプローチ方法と貢献性をどの程度感じられるかどう感じられるかを考えていきたいと思います。

アプローチ方法は、成し遂げたい世界観をベースとします。その世界を達成できる方法を考えます。以前僕は「日本の働くを幸せにしたい」という成し遂げたい世界観があり、それができる業界として人材業界を選びました。人材紹介では「本人が希望する場所で働くことを支援すること」が働くことの幸福度をあげ、それが目指す世界に繋がるといって志望理由を作っていました。ただ成し遂げる方法は人材紹介だけでなく、

まぁ人材紹介はビジネスモデルと利益追求を重視する企業に辟易してしまい目指さなくなりました。あと人生の半分も生きていない若造が転職者を相手にキャリア支援なんかできるのかな、とも思ってしまい。


貢献性は、どこまで感じられるかによって働く上でのモチベーションが変わってくると思い考えていました。人材紹介は、密にそれを感じられるためモチベーションも上がるなと思っています。「あなたのおかげで天職に巡り会えました!」とか言われたら一生それを胸に頑張れるなぁ、とも想像できるし。逆にネジ工場みたいに、どこかのメーカーや工場で使われているのは分かるし欠けたらいけないものだけど、自分がそこで働く意義をどこで感じることができるのかが想像しづらいなと思います。目に見えないところで頑張れる人は大丈夫だと思いますが、「ありがとう」って言われることがモチベーションになる人や人から褒めてもらう、成果が目に見えることでモチベーションが上がる人はなかなか辛そうだなと。




以上長々と書いてきましたが、最近思ったことを整理してみました。

ここまで書いて思ったことは、やりたいことよりどうなりたいかを考えるべきだなってことです。やりたいことは、変わる可能性が大きいのとやりたいことの幅が現時点で狭いこと。これは何年かしてから、見つけるではなく見つかるものなのだと思います。

どうなりたいかは、わりとあまり変わらないかも。かっこいい人間になりたい!目立ちたい!名を残したい!爪痕残したい!って考えはずっと変わっていないし。価値観を頼りにどうなりたいかを考えていこうと思いました。

自分の尊敬する先輩はマイナスをゼロにするような人物になりたい、って話していました。就職した業界は、自分にとってはそれできるのか?ってとこだったけど、本人なりの考えがあって納得していたのでそれはそうなのだろうと思います。


こういう形で思考の整理をすると自己分析してるみたいです。まだまだ精進します。



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