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定期購読マガジンの月別その1(2019.2)

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『勉強法と書籍レビューと脳の仕組みでオプティマイズ化』の過去記事を月毎にまとめたnoteです。登録以前のものはこちらをご覧ください。
この月はnote書き始めなので張り切って情報量多めです。主に作業効率を上げるために、脳にとって良い… もっと詳しく
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記事一覧

適切な睡眠時間は8時間

今回の内容は下に図解を載せてます。 はじめに結論から言うと、体に最も良い睡眠時間は8時間です。 自分自身は社会人になってから8年以上、12時に寝て8時半に起きるがルーティンになってたのでクリアしてます。 睡眠時間が5時間以下だと、目に見えた注意力の低下が起きます。睡眠時間が5〜7時間だと、自覚のない注意力低下が起きます。 逆に9時間以上寝ると知能が落ちるという実験データがあります。 統計的に、日本人の多くの方が5〜7時間睡眠であるという現実があり、この慢性的な注意不足がス

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損しか生まない「怒り」をコントロールして脳のスペックを上げる。アンガーマネジメント入門

今月は「効率化」をテーマにしているのですが、あなたの作業効率を阻害している一番の原因は何でしょうか? 作業効率を落とす、厳密に言えば人の行動量に影響する一番の要因は「感情」になります。感情は何かある意味、人を動かす原動力なので、エネルギーとも言えます。エネルギーには、法則がいくつかあって、その中に質量保存の法則というものがあります。これは、エネルギーは形は変われど量は常に一定という事です。学校の授業では、位置エネルギーと運動エネルギーでよく説明されていたと思います。 ヒト

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アンチエイジングと思考能力の観点からみた脳の使い方4冊まとめて書評してみた。

今回は「いい緊張は能力を2倍にする」「ハーバードメディカルスクール式人生を変える集中力」「脳が老いない世界一シンプルな方法」「脳を最適化すれば能力は2倍になる」の4冊をまとめ読みしたのでまとめてみました。総読書時間は35分、Good Notesでのまとめ作業50分でした。 ↑自分の読書速度を載せてます。速読の際の基準にどうぞ。 まずは「脳が老いない世界一シンプルな方法」。シンプルに書けば「いかにテロメアの長さをキープするか」だけです。 テロメアとは、染色体の末端部であり、染

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最小限の努力で健康と脳パフォーマンスを引き出す3タイプの運動

「よく運動が大事」とは言うものの、「じゃあ具体的に何で大事なの?」と聞かれると回答に悩むのではないでしょうか? では質問です。 *健康維持にはどれだけ運動すれば良いの?*健康維持にはどんな運動をすればいいの?*運動で何が変わるの?*頭が良くなる運動は? あなたは何個明確に答えることが出来たでしょうか。今回はこれらの質問に答える事が出来るよう、複数の文献から導き出された答えをお伝えしたいと思います。 運動は身体機能的パフォーマンスを高めてくれるだけではなく、認知機能

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集中力で作業効率を数倍に引き上げるアイディア

今回のテーマは「集中力」です。自分自身、集中力のない拡散思考タイプなので悩みがよくわかります。ただ、集中力というのは、環境やプロセスによって大きく変化が出るので、今回は「集中する」というスキルにスポットを当ててお話ししていきたいと思います。今回の内容は「30秒集中法」「」超・独学術」「すぐやるひと」「没頭力」あたりを参考としています。 まず、集中するための8つの構成要素。 ①ゴールとルールが明確 ②外的要素が限りなく少ない ③無意識にカラダを動かしている。 ④メタ認知 ⑤

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タスクの整理術。2つの書評+α

やらなきゃいけない事があってもなかなか手がつけれない。頭で分かっていても最初の一手に時間がかかる。 そんな経験のある人にとって有益な情報を、今回は2つの書籍「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」「ストレスフリーの整理術」を参考にご紹介していきます。 ヒトは頭の中で、やりたい事、やるべき事が常に宙ぶらりんで存在しています。そして、その選択肢の中から1つをセレクトするのが「意思」の力。つまり、頭の中で一度企画し、"これでいこう"という判断を下した行動をとる。なので、頭の

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自己啓発にハマると計画倒れ。正しい目標設定の仕方

自己啓発本は根拠ない情報をパクってパクっての繰り返しなので、何の発展もないし、成功する人はごくわずかです。 実際、10年前の書籍と最新の書籍を見比べればわかると思いますが、ほとんど同じことしか書いていません。今回は、そんな自己啓発本の中でもよく出てくる目標設定についてのお話。 早速内容に入っていきます。 *ショートゴールとロングゴールに分けて設定することが大事。 ショートゴールのみの場合は、先の見通しがない分、その目標の重要度が薄れてしまいます。結果として、ちょっとし

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アウトプットがテーマの本3冊を超訳レビューしてみた。

アウトプットをテーマにした書籍を3冊まとめ読みしたので補足も含めまとめてみました。己のスキルアップは勿論のこと、子供の教育という観点からも良質な情報が多いテーマでした。 今回はこの3冊「仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい」「結局、人生はアウトプットで決まる」「アウトプット大全」です。情報はアウトプットしてなんぼで、学習効率としてもヒトに教えるつもりでアウトプットするのが一番定着率がいいというエビデンスも多数の論文で証明されています。では、アウトプ

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DEEP WORK 内容まとめてみた

著者のカル・ニューポートは、MITで博士号をとった人物です。 人の1日を見てみると、主にシャローワーク(SNSをみる、テレビをみるなど思考を使わない活動)とディープワークに分けることができて、テクノロジーの発達により現代人はシャローワークに時間をとられることが多くなった。いかにシャローワークの時間を削り、ディープワークを増やしていくのかが自己目標の達成に必要であり、本書ではその具体的な方法を心理学の観点から紐解いている。 例えばブルーマ・ツァイガルニックが提唱したツァイガ

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ピラティスは運動制御システムへのアプローチという仮説

巷のエクササイズやボディワークは、どうしても筋肉で効果効能を語られがちだ。しかし、筋肉というのはあくまで脳がコントロールしているだけのいわば指令媒体でしかない。 例えば今回はピラティスを例に挙げるが、ピラティスをすると背筋が伸び、姿勢が良くなる。ではこの「姿勢が良くなった」という現象を、インストラクターの皆さんはどのように伝えるでしょうか? 個人的には、ピラティスエクササイズの真髄は姿勢制御システムの賦活にあると考えている。 では、神経生理学的にピラティスのムーブメント

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読書で大量インプットしたければ夜11時に盛岡TSUTAYAにいこう。

今回は読書に関して。 ざっくり説明しますと、速読のためにまず大前提となるのは、3つ。 ①読む内容の事前知識がある程度あること 知ってるものは目に留まりやすいけど知らないものは認知過程が複雑になります。なので、ある程度知識のあるジャンルを複数読んで、「早く読んでる感覚」を覚えましょう。 ②音声化しない 速読の人と、普通の人だと読書時の神経回路がそもそも違います。通常は文字を見る→音声化→理解の順を辿るのですが、速読は音声化を飛ばします。脳マップで見ると、速読時

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「小さな習慣」「小さな行動習慣」「やってのける」3冊総括レビューしてみた。

今回はスティーブン・ガイズ、SJスコット、ハイディグラント・ハルバーソンという3人の心理学博士の本3冊を一気読みしたので、自分なりにまとめてお伝えします。 要約すると、ホントに小さな、すぐにでも達成できるレベルの課題を設定して、習慣化するまで成熟させるって事がポイント。 そのためには、習慣スタッキングといって、自分の目標を効率よく解決してくれるものであるとなお良し。 大きな目標に向けた課題のオートマチック化は、自己肯定感や幸福度を高め、より前頭前野を働かせます。

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Nature fix読んでみた。

書籍に関してまとめた記事です。 今回ご紹介するのは「NATURE FIX」 自然がどのように人間に作用するのかという研究データと実験結果が載っています。 自然にいると気持ちがいい。心が落ち着く。 では、それらは科学的側面から見て何が起きているのか。そんな疑問を解決してくれる一冊です。

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