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ピラティスは運動制御システムへのアプローチという仮説

巷のエクササイズやボディワークは、どうしても筋肉で効果効能を語られがちだ。しかし、筋肉というのはあくまで脳がコントロールしているだけのいわば指令媒体でしかない。

例えば今回はピラティスを例に挙げるが、ピラティスをすると背筋が伸び、姿勢が良くなる。ではこの「姿勢が良くなった」という現象を、インストラクターの皆さんはどのように伝えるでしょうか?

個人的には、ピラティスエクササイズの真髄は姿勢制御システムの賦活にあると考えている。

では、神経生理学的にピラティスのムーブメントを深堀りしていこう。

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