見出し画像

自己啓発にハマると計画倒れ。正しい目標設定の仕方

自己啓発本は根拠ない情報をパクってパクっての繰り返しなので、何の発展もないし、成功する人はごくわずかです。

実際、10年前の書籍と最新の書籍を見比べればわかると思いますが、ほとんど同じことしか書いていません。今回は、そんな自己啓発本の中でもよく出てくる目標設定についてのお話。

早速内容に入っていきます。

*ショートゴールとロングゴールに分けて設定することが大事。

ショートゴールのみの場合は、先の見通しがない分、その目標の重要度が薄れてしまいます。結果として、ちょっとした誘惑やイレギュラーにとても脆弱になります。逆にロングゴールだけ設定した場合は、プロセスが曖昧になるので方向性がぶれる上に、結果の見えないタスクはストレスを増長してしまいます。

*プロセスは明確に、目標は曖昧に。

「目標を明確にして突き進もう!」という熱血自己啓発さんがよくいいそうなフレーズ。これは統計的に飽きやすく流されやすく忘れやすくなるそうです。いいカモを集めるには最高ですね。そういう意味では戦略勝ちしてるわけですが、騙されたくない人達は気をつけて下さい。説明は下のまとめたやつを見ればわかると思うのですが、目標が明確であればあるほど自由度が減ってしまい、ストレス値が増大します。そして、そのストレスからの逃避反応=誘惑に負けるという構図になります。曖昧な設定にしていた方が、その後の環境や気持ちの変化にもフレキシブルに対応できるので達成感を感じやすかったり、前向きに事を進めることができます。例えるなら、東大一本で目指して浪人して絶望するより、6大学全部いけるように勉強しといて確実なところに入るという感じです。確かに東大ブランドはありますが、結局は何を学んでその後何をしたいかが本来の目的であるはずなので、執拗に目標を明確化する必要はないです。

ここから先は

1,295字 / 3画像
この記事のみ ¥ 400

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?