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タスクの整理術。2つの書評+α

やらなきゃいけない事があってもなかなか手がつけれない。頭で分かっていても最初の一手に時間がかかる。
そんな経験のある人にとって有益な情報を、今回は2つの書籍「最高の人生と仕事をつかむ18分の法則」「ストレスフリーの整理術」を参考にご紹介していきます。

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ヒトは頭の中で、やりたい事、やるべき事が常に宙ぶらりんで存在しています。そして、その選択肢の中から1つをセレクトするのが「意思」の力。つまり、頭の中で一度企画し、"これでいこう"という判断を下した行動をとる。なので、頭の中と現実の中で二度、「行動」が作られている事になります。つまりは、頭の中で何を考えているかよりも、この判断を下す「意思」の力が適切なものをセレクトしているのかが重要になってきます。

ある意味、外側の自分と内側の自分は別の人格を持った存在のようなものがあるという事になります。

ヒトの行動は主に3パターンに分類できます。

1、意思モード・・・予定通り、考えた通りの行動
2、反応モード・・・メールが来て反応する、声をかけられ対応するなど
3、惰性モード・・・とりあえず暇でスマホをいじるなど

何かしら仕事や生活に満足していないヒトの場合、意思モードによる行動が少なく、反応モードや惰性モードで行動してる事が圧倒的に多いです。例えば会社で仕事に追われている状態は反応モード、休み時間にスマホをいじってSNSをダラダラ眺めてたら惰性モード。上司の指示に対しても、自分のペースを作ってコントロールする(セルフコントロール)事で意思モードに切り替える事ができます

実際、統計を取ってみてもスケジュール管理がしっかりできている会社員の方が時間と金銭の余裕があり、幸福度も高いという結果が出ていて、コントロールできてないヒトは全てに於いて下回るという悲惨な状況です。こういった悲惨な状態を抜け出すには、ある能力が必要です。

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