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『Gift for you』 鑑賞~またひとつ私の心に火が灯りました

昨年12月30日から公開されてる
Mr .Cildrenの映画を観てきました
まだ観てない方は以降はネタバレあります

30周年記念のドキュメンタリー映画です
半分以上ライブ映像ですが
とても見応えがありました


上映劇場までの道のり

近くの映画館でやってるのだと思い込んでいたら
上映劇場に入っていないことに気づいてから
いつ観にいこうかとずっと思ってました
土曜日に仕事が終わってからいこうか、次の日曜に上映劇場の近くまで行くのでその時に行こうか…

土曜日に仕事が終わるタイミングが合わず次の朝11時からのを観に行くことにしました
車で30分くらいの距離だけれど市街地を抜けていったので
(前日テレビで特集していたからか)道が混んでいて
1時間前に家を出たのに、チケット窓口にたどり着いたのが11時5分前
予定では遅くても15分前には着いて トイレに行って混んでいてもコーヒーを買う余裕はあるはずだったのに
チケット窓口も売店も行列ができていて
トイレを済ませてちょうど11時になり
ドリンクないのはきついが最初から観たいし見逃したくないし…とちょっと悶々しましたがそのまま入場しました
席に着いてしばらくスクリーンに映し出される予告やCMを眺めながら「あーコーヒー買えたかな」と本編始まるまでずっと考えてました


前評判が良くない!?

と、友人が言っていたのだけれど
私は映画を観る時あまり事前情報を入れたくないので前評判には興味がなかったのですが
予告を見てしまったら、行くでしょう
だって桜井さんが「君と重ねたモノローグ」を歌ってるあの映像観ちゃったら、絶対行くでしょう


一気に蘇るLiveの感覚

上映始まってすぐに一曲目の音が鳴った瞬間に
まだ一年も経っていないのにすっかり忘れてしまっていたあの感動が蘇りました
ドームでの一曲目とスタジアムでの一曲目どちらも聴いた瞬間に蘇って感覚と”今またそれを聴けてるという感動”が上乗せされ もうこの時点で泣きそうになってました


すべての曲にある人それぞれの物語

彼らの曲に限らず音楽が好きな人には思い入れのある曲には人それぞれのストーリーがあると思います
この映画ではMr.Childrenの曲に対する思いを語る人たちが出てきて
自分のその曲に対する思いを語っています
それを観ていて聞いて、私の中でのそれぞれの曲にまた新しいストーリーが加わりました

最近、遅ればせながらドラマ「オレンジディズ」を鑑賞して
そこで「Sign」が流れたときもトリハダが立ってしまい
私の中でのこの曲が新たに更新されました
そんな感じでこれからもたくさんの曲が私の中で更新され続けていくのでしょう

あなたの人生の中で、
Mr.Childrenはどんな音を鳴らしていますか?

あなたの人生の中で、Mr.Childrenとはどんな存在ですか?と問われたら
ファンならこういう人がいっぱいいると思います
「なくてはならないもの」

どんな音を鳴らしていますか?と問われたら
それこそ人きっとそれぞれなのでしょうね
私の場合は「その時々で励ましてくれたり、癒してくれたり、元気付けてくれたり、思ってることを言葉にしてくれてたり、いろんな音を鳴らしてくれてて、まさに”彩りに満ちた音”」を鳴らしてくれてます

ここにいる”you”と ここにいない”you”


ドームでの「Your Song」を桜井さんが1人で歌うシーンを観て
実際のliveでは「”Mr .Cildren”でのこの曲を聴きたかったなぁ、なんでソロ!?」と思ってたけど
この映像を観て これは桜井さんがMr.Childrenを聴いてる人や支えてきた人
メンバーに向けての気持ちを歌いたくてあえてソロで歌ったのだと解釈しました
桜井さんがここで言っていた”you”(あなたたち)はMr .Childreを好きでいる人たちすべての人たちのことで そんなみんなへのgiftとして楽曲「Gift」とは別に演奏してくれた曲だったのだと思いました。
またここで感動が押し寄せてきて涙

Mr.Childrenの存在自体が『Gift』

Liveでギターの田原さんがステージ上から観客を”湖面がキラキラしてるよう”という表現をしていました
マスクをして表情が見えないだろうがその場にいたみんなの嬉しさ楽しさは光ってちゃんと見えているということがすごく嬉しかったのを思い出しました
でもその光はステージ上のMr.Childrenが そこにいた人たちの中にある光をより輝かせてくれているのだと思っています
彼らはそんな私たちを見てまた光を増していく
そんなことを思ってこの言葉を聞いていました

モンスターバンドと呼ばれ、大スターと言っても間違ってはいない彼らですが、それでもただの人普通の人たちであって、天才と言われてる桜井さんだってただの人というのがわかるからみんな(ここでいうみんなはミスチル好きな人たちのことです)好きなんだと思う
ただの普通の人の感覚を素晴らしい曲にできる才能があるからこそみんな彼らの曲が大好きなのだ
けれどそんなただの人たちが30年もの間こうしてたくさんの人の中にある光を輝かせることが出来てることがすごい
ほんとにすごい!すごいよ、ずっとそうしてきたんだから、そう思いながら見ていたら

Mr.Childrenの「Gift」はこれだ!ということに気がつきました
私たちの中の光を増幅してくれてるそれこそ彼らの「Gift」だと



消えない小さな炎を
ひとつひとつ増やしながら
心の火をそっと震わせて

birthday/Mr.Children

明かりを灯し続けよう
君の心のあるキャンドルに
フーっと風が吹いても消えたりしないように

365日/Mr.Children

ずっと私たちの心に明かりを灯し続けて消えないようにこれからも守ってくれるのだろうと思いました

僕は抱きしめる 君がくれたgiftを
いつまでも胸の奥で
ほら ひかってるんだよ

Gift \Mr.Children

そして私たちgiftもちゃんと受け取ってくれてますます光を放ってくれるのを期待してます


エンディング

終盤、日産のスタジアムに桜井さんが歩いて登場
予告で見た映像が映し出され
あーここ、ここ、この曲が聴きたくて絶対見なきゃ!って思ったんだから
と興奮したものの
??なんの曲だっけ?私が聴きたい曲…
しばし記憶喪失
それまでの感動が凄すぎて
歌い出して”うわぁー!そうそう”とまた鳥肌


なんだろう、もう曲に感情が乗っかりすぎて涙が出てしまう
そんな曲がたくさんありすぎて、そこに他の人のストーリーが乗っかるとまた違った感情が生まれてしまいます

映画ドラえもんをこの曲聴きたさに観に行きました
その時もこの曲が流れたシーンがまた良くて
流れた瞬間すごく感動したのを思い出しました
けれど終わりまで流れなかったので
今回フルでの演奏を聴くことができて歌い出しもすごく好きなんだけど
アウトロがまた好きな曲なのでほんとによかったです




そしてエンディングは
25日に発売の「半世紀のエントランス」のDVDにこの映像あったらいいのになぁと切に願いながら観入ってました

途中水分がないのに泣いてて、大丈夫かと不安になりましたが
なんとか終わりまで乗り切りました

この日またひとつ私の中に火が灯りました
私の中にまた光を灯してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです

Mr.Childrenとこの映画を制作してくださった方々みんなに感謝します

長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました

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