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「ビジョンがあること」と「信頼を得て集団をまとめること」

人の話をよく聞いて、相手を立てながらコミュニケーションをしていけば信頼を得ることができる。

日本の組織で出世したり、抜擢される人はそういう人が多いだろう。

ガースーこと菅首相もそうなのではないか。

でも、そうして権力を持てる地位についたとしても、その人自身に思想がなければ、その地位は宝の持ち腐れである。

やりたいことがあってこその地位だ。

その地位に副次的にくっついている権力や金を目的にしては本末転倒である。

でも、一方でそういう支持を集めて集団を取りまとめる役割をする人の存在も重要だ。

みんなが自己主張してバラバラになるより、みんなから信頼されて求心力を高めた集団を作れることは、大きなことをなすために必要不可欠。

そういうリーダーの場合は、

右腕的に諸葛孔明のようなブレインがいるものだろう。

でも、ブレインがいても、結局ビジョンを自らの言葉で語る資格があるのはリーダーだけだ。

どっちも兼ね備えた人は本当に数少ない。

大きな規模で言えば、ソフトバンクの孫社長が思い浮かぶ。

小さい規模でいえば、それなりに沢山いるのかもしれない。

でも、「ビジョンがあること」と「信頼を得て集団をまとめること」って分けて考えるものではないのかもしれない。

結局は、どうしてもやり遂げたい、どうしてもみたい未来を作る、みたいなものがあれば、結局人々の信頼を得ようとするだろうし、いろいろな面倒やしがらみにも耐えるだろう。

でも、そんな強力な燃え盛る情熱が最初からあるわけない。

どちらも相互に影響しながら大きくなっていくのだろう。

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