MOKREN

多摩の方で生まれて都内にもどりたい看護師です。

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最近の記事

料理とは戦争である。

私はキッチンで鳥皮をごま油であげていた。 私は何も悪いことをしていなかった。 むしろ自炊という賞賛に値する活動をしていたわけだが。 「我、汝を殺めん」という強い殺意で飛び跳ねる油たち。 その時、私は思った。 「料理とは戦争である。」と。 日常生活でこんな危険にさらされることはない。 油はいつも哀しい程に怒り狂っていた。 彼は明らかな殺意を持っていたし、踊り狂うと手がつけられなかった。 そんな日が何日か続いた。 いや何か月だったのかもしれない。 しかし私は

    • 鳩と対峙する。

      ふう、いつもと同じ朝、そういつもと同じように家の鍵を閉め、アパートの廊下を歩く。 そして階段を降り、オートロックの玄関に降りたとき。 そう、彼がいた。 一瞬うろたえる。 (え・・・鳩?) 鳩は真っ直ぐにそこに存在していた。 朝の光を浴びながら。 鳩は片足立ちしているときもあった。 (怪我して動けないのかな?、それにしても鳩とは) 先を急がなければいけない。 (お大事になさってください) そうテレパシーを送って、鳩を見送る。 そして一日の仕事を終え、帰宅

      • 距離感

        人との関係や物事との距離感。 距離感って大切だよなと最近つくづく思う。 距離感をまちがえると上手くいっていたものもうまくできなくなってしまう。 家族との距離感、恋人との距離感、仕事との距離感、遊びとの距離感、異性との距離感、友達との距離感・・・・ 相手も自分も心地よくいられる距離感というのを意識して今日も生きるのである。

        • 一人暮らしの料理

          一人暮らしの料理にとって重要なものそれは「分量」だ。 分量を適正にするというのは意外と一人暮らしでは難しいのだ。 「あーこのご飯残しといても捨てることになるな」とか 「あーこれ残ってるから使おう」とか 誘惑が多い。 そうしてベチャベチャのチャーハンや辛すぎて食べれないペペロンチーノができあがる。 分量を意識してから料理の成功率が格段にあがった。 分量! これは一人暮らし料理の一丁目一番地だ。 これからもそれを肝に銘じて料理をしていこうと思う。

        料理とは戦争である。

          自己肯定感について

          先日姉からメールがあった うちの兄弟は揃っておそらく自己肯定感が低い。 それは生育環境の故だろうと僕は思っている。 自己肯定感というものはみんな大事だとわかっているが持とうと思って持てるものではない。 序盤で最強の武器を拾い忘れた状態で闘うのは大変だ。 自己肯定感ブームで書店に啓発本が並んだとき、ある精神科医の表現が的を得ているように思った。 自己肯定感を持ちましょうというのは自己肯定感を低いまま育った人間に対してはかなり酷な言い方だという話だ。 それは背が低い人に対して背を

          自己肯定感について

          言葉ではないもの

          絵画が好きだ 美術館の静寂が好きだ 静寂の中で絵画と向き合うとき そこに生まれる作品と自分との言葉を介さない認識が好きだ 何か対象をみたとき言葉は言う これはこうこうこうでこういう分類なんだ、それでこういう派生でこういう解釈をされてる 言葉は分類し分析し批評しわかりたがる。 それとは別のかたちでの認識があることを絵画は教えてくれる気がする。

          言葉ではないもの

          物語と時間

          今までぼくらは「今」しか経験したことがない。 明日や昨日は概念としては理解され、あたかもあるようにみえるが、ぼくらは「今」しか生きたことがないというのもまた事実なのである。 一方で「物語」というものを考えるとき「物語」には時間の概念が必要になる。 だから「物語」を経験するために「時間」というものを創りだした。 だけど良くよく考えると私達に与えられた時間は「今」しかないことに気づく。 今しかないから今幸せになる方が賢明だ。 だって私達に与えられている時は今しかないの

          物語と時間

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          秒針を噛む

          かっこよ…

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          BEASTARSを観ています

          ビースターズのアニメが見たくて再びネットフリックスユーザーになってしまった。肉食動物と草食動物が織りなす青春物語なのだがダークな部分やコミカルな部分、シリアスな部分があったりで面白い。笑えたり考えさせられたり泣けたり。通勤中のラジオでネットフリックスのアニメを担当しているマネージャーみたいな人がアニメの躍進の話をしていたけど、こんなかたちで戻ってくるとは。世界ってつながってるなあ。青春群像劇がみたい人にはお勧めです。

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          i see

          乃木坂の4期も良きです。 とにかくHappyなオーラを醸す楽曲はある意味大人な曲です。 暗い曲を聞きまくってからi see聞くとサウナで我慢しまくった後に水風呂に入り整うみたいな爽やかさが🐜ます。

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          優しい彗星

          YOASOBIの人達はaikoのファンなんだって。今の世代の人はaikoに影響受けてる人も多く良い曲多くてよきです。

          優しい彗星

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          痛みがわかれば

          「痛いよ、痛いよ、体温を奪ってく」

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          碇ゲンドウクソ司令官仮説

          エヴァが延期になってしまいました。 NERVの司令官である碇ゲンドウですが彼に対して長きに渡りちょっと思うところがあります。それが「碇ゲンドウクソ司令官仮説」です。 まず碇ゲンドウは使徒が攻め込んで来たタイミングで、息子である碇シンジを第三新東京市に呼び出します。息子をエヴァに乗せるために。碇ゲンドウという男は全人類の存亡がかかっているそのタイミングで息子に言い放つ。「乗らないなら帰れ!!!」と、いやいやいやゲンドウさんあんたそんな大事な場面で帰れはないやろと。本当だった

          碇ゲンドウクソ司令官仮説

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          チャットモンチー

          チャットモンチー解散しちゃいましたね。もうだいぶ前だけど。 ほわーとした雰囲気でゾッとするようなセンスを見せる感じが好きだったなあ。 「ときめき」のPVを紹介したかったけどショートだからこれを載せておきます。

          チャットモンチー

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          君が生きる街

          一時期ラジオでパワープレイされてて知りました。 タイトル好きだし、あとPVの色味とかが好みのど真ん中っていう。 ただ今の時代ってエンタメが凄いたくさんあるからもっと注目されると良いなあと思います。

          君が生きる街

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          災害に強い街ってなんだろう

          災害に強い街ってなんだろうということを考える。 コロナ禍が災害だとするなら密を良しとする東京は災害に弱い街だといえる。COVID-19の蔓延がグローバル化と温暖化による影響であるならコロナが収まってもなお新たな感染症の危機は想定される訳だし、それは東京の価値を下げることになるだろう。地震で地盤沈下が起きた土地は、その後も同じようにそのリスクが高い土地として見られるのと同じように。利便性は大事だけれど外に出れないならなんの意味もない。出会いやドラマを求めて東京に行く人にとって

          災害に強い街ってなんだろう