自己肯定感について

先日姉からメールがあった
うちの兄弟は揃っておそらく自己肯定感が低い。
それは生育環境の故だろうと僕は思っている。
自己肯定感というものはみんな大事だとわかっているが持とうと思って持てるものではない。
序盤で最強の武器を拾い忘れた状態で闘うのは大変だ。
自己肯定感ブームで書店に啓発本が並んだとき、ある精神科医の表現が的を得ているように思った。
自己肯定感を持ちましょうというのは自己肯定感を低いまま育った人間に対してはかなり酷な言い方だという話だ。
それは背が低い人に対して背を高くしましょうと言うようなものだという指摘だ。
僕はこの論を結構的を得てるなと思っている。
しかしだからといっていつまでも人のせいにもしてられない。
自分の内面は自分で責任をとらねばならない。
だからまずは自己肯定感が低いということを認めて許してあげることが良いのではないかと思っている。
(こんな感じの環境で育ったからまぁ自己肯定感が低いのもしょうがないか)というとこからはじめてみる。
幼少期や少年期の自分に対する癒やしからはじめるのが良いと思っている。
成人していても幼少期、少年期の自分というものはあなたの内面にいるのだから。

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