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宇治にある物語をたどる旅

旅の最後に神社の風景を楽しんで

宇治に広がる風景の中、散りばめられた建物をたどり、
最後に宇治橋を渡って帰路へつく。宇治橋から広がる
空と川の気持ちのよい風景を眺め、変わりゆくものと、
変わらぬものに思いをはせ、宇治の旅を締めくくった。


最後にもう一度、宇治川を渡り帰路へつく
宇治の街を流れる宇治川の風景を楽しむ旅に
川沿いには丸に十の屋号の中村藤吉平等院店
時代は移り、広がる風景は姿を変えながらも
様々な人が、いろんな思いでその橋を渡る

そしてもう一度、宇治をアニメで振り返る。それは

京都アニメーションによる6500枚もの原画によって
宇治への思いが込められた作品。宇治神社から始まり
平等院、中村藤吉本店、お茶とうじのまち歴史公園も。
京阪宇治駅、角のお茶屋から源氏物語ミュージアムへ。
最後には宇治上神社、そして宇治橋からの風景へと。
この宇治の旅を懐かしむように、何度でも見てしまう。


旅の瞬間もさることながら、振り返るのもまた楽しい


①中村藤吉本店

170年の歴史をつむぐ中村藤吉は、時代にあわせて

新しい形を模索し未来へと。変わらぬものと
変わりゆくものを見据えながら


②ツナグ。

宇治の街にあふれるデザインもたどって

その店の店主は全国の作家や窯元を訪ねるという
九州の器も懐かしい。ここは作品と人、人と人をツナグ場所


③中村藤吉平等院店

そしてリニューアルされた中村藤吉平等院店は

宇治と人との結びつきをコンセプトとした場所で
宇治の風景とつながる場所でもある



④平等院 鳳凰堂

宇治を思い、宇治をつくる宮城俊作氏

世界遺産にもなっている平等院鳳凰堂。列に並んで
阿字池に浮かぶように建つ美しい姿の元へ



⑤最勝院 浄土院

宮城俊作氏は最勝院に生まれ、平等院の住職でもある

旅では建物を楽しむのはもちろんのこと
様々な花が咲く風景も楽しんで


⑥平等院ミュージアム鳳翔館

その静謐な空間は1000年もの時間を内包する

建物のアプローチも時を感じさせる空間に
その建物は緑と風景と一体に


⑦宇治神社

アニメとつながる宇治の街。宇治神社から始まる物語

朝霧橋を渡り宇治神社の朱色の鳥居へ
鳥居の先には新たな風景が待っている



⑧源氏物語ミュージアム

そして宇治にある物語といえば

源氏物語。さわらびの道を進み源氏物語ミュージアムへ
物語は後世へと伝えられ、今も息づいている



⑨お茶と宇治のまち交流館 茶づな

宇治には歴史をつむぐ新しい建物と公園も

お茶と宇治のまち交流館 茶づなの学芸の中畑さんは
この場所から宇治茶の魅力を発信されている


⑩京阪宇治駅

そして茶づなのテラスからも見える駅舎には

宇治の風景を切り取る開口部と
新たな物語の始まりの場所がある


⑪宇治上神社

その日は宇治上神社の還幸祭の日

祭りの後の静かな境内をゆっくりと
緑の中に建つ国宝にも指定された拝殿と本殿へ


こちらも引用させて頂いて、宇治の風景を振り返る。
画面いっぱいに広がるやわらかな光は、宇治の色を
輝かせて。あらためて宇治の美しい風景を楽しんで。



今回の旅は、まずは自転車で大阪から宇治へ。そして
JR宇治駅に自転車を停めて、宇治の街を歩く旅に。
ならば電車を乗り継ぎ、宇治を訪れてもよかったが、
自転車での旅の道中にも、また違った楽しみがある。

宇治の街の手前で出会った緑の風景

株式会社庭雅のショールームも2023年にオープンに
その日は観葉植物を頂けるとのことで
せっかくなので帰りに立ち寄りこちらを



自転車の旅では道中の風景も楽しみながら

行きに通りがかった大きな病院も
帰りには異なる光の中で見る
病院を過ぎて、京都を後にして大阪へ
広がる川と大きな空の下、のんびりとペダルを漕いで
車道を走れない時は歩道をゆっくりと

九州で旅した風景も懐かしんで


宇治の街を流れる宇治川の風景。九州で重ねた自転車
の旅でも、川沿いの風景を楽しんだことが懐かしい。
今回は歩きの旅で、様々な角度で宇治の街を楽しんだ。

1000年もの歴史をつむぐ街は、人から人へつながって
いく。変わらないものを大切にし、変わりゆくものに
未来を見据えながら、続いていく宇治の人と街の物語。

私の旅もまだ続く。いろんな場所で様々なものを見て、
感じれば、新たな視点に出会えるはず。様々な人が活動
する街の行く末を楽しんで、これからも旅を続けよう。



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