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ふたたび大きな空の下を進む

九州佐賀国際空港を後にする。空港は自転車でふらり
立ち寄る施設ではないかもしれないが、自由きままな
旅を楽しんでいる。展望デッキから滑走路と空を眺め、
遠い雲の向うに思いをはせる。またいつか飛行機での
旅をしよう。今はまた、ふたたび大きな空の下を進む。


九州佐賀国際空港を後にして
すぐそばにある空港公園で展示されている飛行機の見学に
YS-11は戦後初めて国産で製造された中型の旅客機
この機体は1998年に空港の開港にあわせて寄贈されたもの
間近で見られる飛行機に感動しながら
ぐるりと見てまわる。向うには家族連れでにぎわう空港公園
プロペラのカラーリングにこだわりを感じつつ
せっかくなので間近まで。これは何に使うものだろう
内部も見学できる日もあるようだが、外観だけで十分楽しい
ANKとはエアーニッポンの機体。2012年にANAに合併された
いつか大空の上を旅しよう。今は自転車での九州の旅の途中
空港公園を後にして、空を眺めながら先へと進む
大きな空と遠くに浮かぶ雲の風景が気持ちよい
さあふたたび大きな空の下を進もう
豊かに実る二条大麦と空の風景の中
刻々と変化していく雲の風景を眺めながら
一面に見渡す麦畑の景色を楽しみつつ進む
広がる空と雲。水面に映る様子や
光に照らされ輝く雲と麦畑の風景に目を止めつつ
川沿いに位置する次の目的地へと自転車を走らせる
遠くまで続く綿雲の風景に見とれたり
道沿いの建物の煙突や
水門と川と空の風景にも立ち止まる
赤、青、黄色の船。楽しい風景だ
そしてまた水門。時間も気になるところだが
一期一会のその時の風景を楽しんでいる
窓や換気口の並びも気になったりする
川沿いに咲くノアザミや
川にかかる橋の緩やかなラインにも
そしてまた水門に。堤防沿いの楽しい風景
海苔の養殖用の支柱。そして遠くまで続く綿雲や
太陽の光を受け輝く雲と麦畑の風景
川沿いに白く輝くチガヤも楽しみながら
ようやく次の目的地へと到着した


そしてたどり着いたのは、佐賀県の世界遺産でもある
三重津海軍所跡。明治日本の産業革命遺産の構成資産
として選定されている。19世紀半ばから20世紀の初頭
にかけ、日本の工業立国の土台を築いた施設の数々。
以前にも大牟田、八幡と歴史を刻む風景を旅してきた。
そして今回は佐賀。旅の途中で世界遺産に立ち寄ろう。


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