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旅の終わりにもう一つの世界遺産へ

旅先では様々な建物をたどりながら

JR宇治駅から始めた街歩きの旅

旅の終わりには、途中で通り過ぎたもうひとつの世界
遺産へ。宇治には二つの世界遺産が建ち、平等院の風景
も楽しんだ。宇治川の左右に広がる宇治の街並。まだ
訪れたい場所もあるが、今回の旅はこれで終わりへと。

旅が終わるまでに、せっかくなので
宇治茶のソフトクリームをもう一度
旅の終わりに訪れたのは、途中に祭礼の風景に出会った場所で
木々の影が落ちる蔵の扉も
祭礼が終わり片付けの時間に
ここは世界遺産 古都京都の文化財のひとつでもある
緑に包まれた風景の中を進み
樹齢300年ともいうケヤキの御神木を見上げつつ
まずは正面に建つ拝殿へ。国宝にも指定された拝殿は
 鎌倉時代初期に建てられた現存する最古のもの
人が使う拝殿は住宅建築の様式としての寝殿造りに
大屋根からつながる庇の端部には
縋破風。複雑な屋根の形が美しい納まりに
拝殿をぐるりとまわり裏側に

宇治上神社では拝殿での挙式も

そしてその奥に建つ本殿も国宝に
平安時代に建てられて、こちらも神社本殿としては最古のもの
覆屋に囲われた御祭神をまつる三棟の内殿
左右に並べられた狛犬もたどりつつ
覆屋は五間で、内部の内殿は一間の流造りという
春日社とよばれる摂末社も一間社流造
建築年代を示すという蟇股。日本建築の部分も少しずつ
もう一度、拝殿の横を通り抜け
拝殿の前に。正面のケヤキの御神木も仰ぎ見て
宇治上神社を後にして、さわらびの道を通って帰路へつく

宇治上神社を動画でも振り返って

さわらびの道をたどれば、緑に包まれる風景の先に、
宇治上神社の拝殿はたたずんでいる。そしてその奥
の石段の上に建つ本殿も間近に眺めることもできる。
世界遺産に登録された京都の文化財。17箇所の内、
宇治に建つ二つの寺社建築。 大阪に住んでいる間に、
京都の寺社建築をめぐりつつ、世界遺産も訪ねよう。

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