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宇治の物語の続きも楽しみに

宇治の物語はこれまでも、これからも

物語の続きを楽しむように、宇治の街をたどっていく。
源氏物語ミュージアムを後にし、さわらびの道を引き
返す。行きしに見た神輿は神社の中へ。しばらくは入れ
そうにないので、旅の最初の案内にあった施設へと。

木漏れ日の落ちる風景。源氏物語ミュージアムを後にして
祭礼が続く神社の風景を横目に
道中の風景も目に留めながら
次の目的地は京阪電車の駅の先に
そこは旅の最初の案内にあった公園施設。
そこでは来年の1月13日まで光る君への
大河ドラマ展が催されている。幟の並ぶアプローチを進み
公園の中に建つ大屋根を持つ建物へ
宇治には源氏物語もあれば
400年以上も前に豊臣秀吉が行った治水工事跡も

歴史の遺構は時代を超えて再現されて

建物の連なる屋根も眺めつつ
いつものように建物の周囲をめぐり
内部へと。ロビーにある宇治と源氏物語の展示は
源氏物語図屏風。その一部の宇治十帖の浮舟は
画面の中央辺りに。手前の大きなスツールは
宇治ならではの色合いで
ここにも 響け!ユーフォニアムのパネル

宇治はアニメの舞台にも

ロビーの上部は吹き抜けに。天井のデザインも楽しみながら
光にあふれる空間を2階へと
その空間は屋根の形が内部へつながるデザインに
うじにある物語を楽しみながら、旅はもう少し続く
2階の通路の先にはオープンテラス
テラスからの風景も気持ちよく
ペイントされたベンチも目に留まる

こちらはワークショップの作品かな

建物の名は、過去から未来へ、人から人へと思いが込められて
山並みも表現するように連なる大屋根
ここは歴史の結び目。そして新たな未来への出発点として
2021年にお茶と宇治のまち交流館 茶づなはオープンした

今度は内部の展示もゆっくりと楽しもう

また360度の動画で建物の振り返って

公園の中には茶畑も。この時期から覆いがかぶせられるという
光にきらめくしだれやなぎも楽しんで
公園内には歴史を伝える石出しの風景も
石出しとは護岸工事のかわりに積まれた捨て石
公園内に広がる茶園では
茶詰みの体験もできるようだ
きらめく茶葉の風景にも包まれて
この建物は覆い小屋。茶葉にかぶせる覆いの収納庫


楽しい歴史公園。そして、茶づなの学芸員の中畑さんは


宇治茶の魅力を発信され、宇治の物語は続いていく。
宇治の歴史や文化はつながり、つなげられて。茶づなに
流れる音楽は、中畑さんの即興の曲だったとは。人と
の出会いや、水の音や緑の風景に、即興でメロディを
つけられて、その音楽に宇治への思いが込められて。
自然の音は歌として音楽として。また茶づなで新しい
物語が紡がれていく。宇治の街に流れる歴史やお茶や、
もてなしの文化。この先の宇治の街の未来も楽しみに。

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