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メンタルヘルスと医療機関


精神科と心療内科

メンタルヘルス不調に関する医療機関

  • メンタルヘルス不調に陥った場合には、医療機関で診察を受け、適切な治療を受ける必要がある

  • 受診する医療機関には、「精神科(精神神経科)」や「心療内科」がある

  • 「精神科(精神神経科)」や「心療内科」は、『心』に関する疾患を扱う

精神科

  • 内面的な心の症状として現れるものを主として扱う

【メンタルヘルス不調】  

  • 長期にわたり不安や落ち込みなどが生じる。

  • 幻聴や幻覚などが起こる。

  • 長期にわたり眠れない。

【メンタルヘルス疾患・病気】  

  • うつ病

  • 適応障害

  • アルコール依存症

  • 統合失調症 など

心療内科

  • 身体の症状として現れるものを主として扱う

【メンタルヘルス不調】  

  • 出勤前に吐き気や頭痛が生じる。

  • 身体がいつも重い。

  • 胃痛、下痢などが頻繁に生じる。

【メンタルヘルス疾患・病気】  

  • 過敏性腸症候群

  • 緊張型頭痛

  • 摂食障害

  • 生活習慣病など

科と医師と疾患の関係



病院と診療所

病院と診療所の違い

  • 病院

    • 20人以上の患者を入院させるための施設を有するもの

  • 診療所・クリニック

    • 19人以下の患者を入院させるための施設を有するか、または院施設を有しないもの


主治医と管理監督者の連携

主治医と管理監督者の状況把握

労働者本人が疾病等によって治療を行っている場合、主治医と管理監督者に以下のような必要性が生じる。

  • 主治医

    • 適切に治療を行うため当該労働者の業務内容を確認する必要性が生じる

  • 管理監督者

    • 当該労働者の病状を把握する必要性が生じる

労働者の個人情報

  • 健康情報を含む労働者の個人情報を医療機関等の第三者へ提供する場合、原則として本人の同意が必要

  • 労働者の個人情報を主治医等の医療職や家族から取得する際には、事前に「目的」を労働者に明らかにして承諾を得る

  • 労働者の個人情報は、労働者本人から受けることが望ましい



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