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【高校野球】早くも4年後が楽しみ! 東恩納投手に人気が集中!? ~沖縄尚学VS慶応~

大会屈指の右腕と、強力打線が対峙した注目の一戦。

19日、甲子園球場で行われた準々決勝第1試合。沖縄尚学高対慶応高の一戦は、慶応打線が6回に6得点の猛攻をみせ、7対2で勝利しました。

敗れた沖縄尚学のエース・東恩納蒼投手は、試合後に大学進学を表明。4年後、どのような投手になっているのでしょうか。


最後まで制球は乱れなかった

5回まで慶応打線を無失点に抑えていた東恩納投手。6回、この試合初めての四球を出した後、次打者への初球を捉えられて3失点。

その後は慶応打線の勢いと味方の失策もあり計6失点。球が浮き出したところを捉えた慶応打線が見事でした。

東恩納投手は6回途中で降板。被安打8、奪三振7、四球1、失点6。打たれはしましたが、最後まで制球を大きく乱すことなく、レベルの高さを証明しました。

強力・慶応打線を5回まで抑えた!

慶応打線は強力です。優勝候補に挙げられていた広陵高戦では6得点。神奈川県大会決勝では横浜高に6対5で打ち勝ち、準決勝の東海大相模高戦では12得点。

初戦のいなべ総合高戦で完封、続く創成館高戦で9回1失点と好投していた東恩納投手でさえ、慶応打線を止めることはできませんでした。

むしろ、強力な慶応打線に対し、5回まで無失点に抑えた東恩納投手を評価すべきです。

東恩納投手の魅力

注目された進路は大学進学ということで、4年後にプロ入りを目指すことになります。

現状の力でもプロ入りすることは可能だと思いますが、4年間で成長できれば、ドラフトで競合必至の投手になること間違いありません。

東恩納投手の魅力は、制球力です。今大会、23㌄と3分の1を投げて、与えた四死球はわずか3個。

一方、奪った三振は21個。140㌔超の直球、スライダー、カーブ、フォークを巧みに操る姿は、首脳陣から信頼と安心感を高く評価されること間違いなしです。

4年間で注目すべきポイント

本人が求める投手像があると思いますが、現状は150㌔越えの直球と抜群の制球力を武器に、プロの世界に入ることが予想されます。

先発型右腕として、ローテーションの一員を担う活躍が求められるでしょう。その中で、自ら崩れていかない東恩納投手の制球力は、指名する球団にとって大きなメリットとなります。

球速が早くても制球が悪く、試合序盤から大崩れする先発投手は起用しづらく、東恩納投手が重宝される可能性は高いです。

この日、東恩納投手の最速は144㌔。大学4年間でどこまで球速が伸びるかが、1つの注目ポイントとなります。

【参考サイト】


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