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【高校野球】村上2世になれる!広陵・真鍋選手の魅力 ~広陵VS立正大淞南~

今大会屈指の強打者が登場しました!

11日の第2試合、広陵の真鍋慧選手が「3番・一塁」でスタメン出場。4打数2安打3打点の大暴れで、2回戦突破を決めました。

春の甲子園はベスト4。打率4割2分9厘と好成績を残した真鍋選手。持ち前のパワーに加え、甲子園で何度も披露する上手さは、プロの世界で通用します。


積極的な打撃スタイル

浅いカウントから積極的にスイングをしていく真鍋選手。春の甲子園で放った6安打のうち、2球目までに捉えた打席が4度

4四球を選んだ選球眼もあり、粘り強さを持つ嫌らしい打者として広陵打線を引っ張っています。

この日も全ての打席(四球を除く)が3球以内の決着。直球、変化球関係なく、積極的に打ちにいく打撃スタイルは真鍋選手の特徴の1つです。

三冠王・村上選手のよう

勝敗の行方を大きく分けた6回裏の5得点。真鍋選手は2死満塁で打席が周り、左中間へ3点二塁打を放ちました。

この場面も初球の直球を捉えたもの。外角の直球を逆らわずに捉えた姿は、ヤクルトの村上宗隆選手を見ているかのようでした。

この日の打球方向は全てセンターからレフト方向。立正大湘南が真鍋選手の長打を警戒して外角に球を集める中、強引にならず、素直な打撃を披露する上手さはプロで通用します。

高めの直球がカギ

注目の本塁打は生まれませんでしたが、第3打席、第4打席の左中間への大飛球は、真鍋選手のパワー、打撃技術が詰まった打球でした。

春の甲子園で敗れた山梨学院戦では、高めに直球を集められて無安打に終わりました。今大会、高めの直球への対応がカギを握りそうです。

強引にならない打撃が魅力の真鍋選手。本塁打に加え、打率も残せる。近い将来、村上選手のような選手になる可能性が十分にあります。

【参考サイト】


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