足ぎゅっ

めんどくさい研究所 …その4(梅雨時)

こんにちは。ハンチョの辻本です。

みなさんのめんどくさいはいかがですか。

私は昨日は全身むくんだ感じでひどくだるかったのですが、今日は同じような雨模様なのに打って変わってスッキリさんです。外に出た感じだと湿気具合が昨日より軽い気がしますね。

試験場に免許更新に行ったら土曜日は休みだった…という失敗をし、次の用事があったので、30分くらい駅まで歩きまして、ジメッとした中、ジワっと汗をかきました。やることは失敗したけど予定よりも動けたから良しです。昨日は結局夜中まで起きていて、今朝は9時ごろもさもさ起きてきて動き出してみたら、意外と身体中がスッキリしていたわけです。グッスリ寝た感ありです。

「ダルオモ」の後に「スッキリ」があるのを知っているので、だるいのがそんなにイヤじゃないっていうか。乗り切れることを自分の体で知っているといろいろ楽です。

こういう時に人間は動くようにできているということを実感します。

ちなみに、上記のようにこの季節にだるくなったり眠りが浅くなったり、睡眠時間が朝遅く夜遅いにズレてきてしまったりするのは「湿気に負けてる体」と野口整体では表現します。はい、私、完全に湿気に負けております。あなたはどうですか?

「負ける」というと聞き捨てならない感じがしますが、勝ち負けではないですよ。生きていれば誰でも湿気の影響を受けますし、特別影響を受けやすい体(タイプ)だということです。自分がどんなタイプか分かっていれば、その時期特有の影響がわかり、乗り切って次に行ければそれでいいと思うのです。

どんなタイプであっても、しっかり動いてしっかり寝る。

基本これだけです。

その基本ができやすくなるように、1〜3日に1回ぐらいやれば済む簡単な動きをめんどくさく感じちゃう体をベースにご紹介していますが、この方法をやるから直接良くなるというものではありません。天候に影響を受けたり、日常の生活の中で疲れがなかなか抜けないような状態になってしまっている時に、ちょこちょこっと入る刺激によって体が取り戻る方向に動き出すための刺激なのです。そんなことやらなくても取り戻り方を知っている体が一番かっこいいのです!

やりすぎは体にとって迷惑で、やらない方がましってこともあるわけです。たまにやるからこそ効果が上がることはたくさんあります。栄養が足らない人には栄養は必要なものとなりますが、足りている人には栄養の取りすぎが毒になるのと一緒です。世間一般的に、よかれと思うと対象のことなどお構いなしに過剰にやってしまう風潮があるので、注意が必要なのです。


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今日は太ももの裏伸ばしとは別の体勢をご紹介します。

床にねっころがります。急いでやらずに3呼吸ぐらいじっとしてましょう。次に両脚を膝を曲げて胸まで持ってきて腕でホールドします。この時にポイントがあります。両肩を床につけるようにがんばります。

両脚を抱えた姿勢になったら息をハーァっと口から吐き出します。これ以上息は出ませんというくらい息を吐ききったら、ふっと力をゆるめます。そしてゆーーーーっくりと足を伸ばして元の仰向けの姿勢に戻していきます。足をバタンと伸ばすと刺激が強いので、ゆっくり戻しましょうね。ここは丁寧にやってもらいたいポイントです。

そして、仰向けのままで3呼吸ぐらい(呼吸数は数えなくていいですだいたいでいいんです)ぼーっとします。

寝る前にこれをやって、そのまま寝ちゃってください。翌日、翌々日になんとなく動ける感じになってくるといいですね。どんな小さなことでもいいんですが先延ばしにしてたことに手をつけられたりしたら、効果があったとお考えくださいね(笑)

ぜひやってみてください。

(文字と図があって興味があっても、やっぱり実際に動きを知っている人とお互いにやりあってみないとホントにはわからないものではあります。東京近辺でしたらお声がけください。)

数多くの中からここに出会ってくれてありがとう!