マガジンのカバー画像

Bnote

12
仏教に関する記事をまとめました
運営しているクリエイター

#仏教

中央仏教学院通信教育・学習課程1年生を終えて

中央仏教学院通信教育・学習課程1年生を終えて

2019年9月に入学してもう一年。8月に成績通知が届き、無事、進級できました。
正確には、不合格科目があっても進級はするんですけどね。不合格分は翌年に再提出が可能です。

「頑張りたい人には学習機会が与えられてるけど、最小限だとそんなに負担は大きくない」というのが、この一年の感想です。

学習課程(3年制。6年まで在籍可)の卒業条件としては、
1 年1回スクーリング受講(卒業まで3回。1回2日間)

もっとみる
仏教勉強の記録 2020年5月

仏教勉強の記録 2020年5月

5月15回。2日に1回はちょっとしんどかった

直七大学 無量寿経を味わう3
2020.5.2@直七法衣店zoom
講師:瓜生崇師

直七大学 神話を学ぶ 日本書紀1300年2
2020.5.3@直七法衣店zoom
講師:村上浩継師

直七大学 革命家親鸞2
2020.5.4@直七法衣店zoom
講師:南條了瑛師

直七大学 無量寿経を味わう4
2020.5.5@直七法衣店zoom
講師:瓜生崇師

もっとみる
仏教勉強の記録 2020年4月

仏教勉強の記録 2020年4月

直七大学 法蔵菩薩とはなにか
2020.4.9@直七法衣店zoom
講師:瓜生崇師

直七大学 涅槃経を味わう1
2020.4.17@直七法衣店zoom
講師:井上陽師

直七大学 無量寿経を味わう1
2020.4.19@直七法衣店zoom
講師:瓜生崇師

直七大学 無量寿経を味わう2
2020.4.25@直七法衣店zoom
講師:瓜生崇師

直七大学 革命家親鸞1
2020.4.27@直七法衣

もっとみる
仏教勉強の記録 2020年2月3月

仏教勉強の記録 2020年2月3月

この記事にも書いたように、法話や講義の内容を書いてしまうのは良くないのではないか?ということで、表題・日時・講師だけ記録していこうと思います。

煩悩座談会
2020.2.4@直七法衣店
講師:佐竹大智師(仏教 浄土真宗)、村上浩継師(神道)

中央佛教学院 滋賀つどい学習会
2020.2.7@八幡別院
講師:美馬ひろみ師

第27回 正信偈を読む
2020.2.10@津村別院(北御堂)
講師:天

もっとみる
第27回 正信偈を読む

第27回 正信偈を読む

2020.02.10@津村別院(北御堂)
講師:天岸淨圓師(行信教校 校長)

「広由本願力回向 為度群生彰一心」(正信偈)
広く本願力の回向をもって 群れ生きる人々を一心をもって済度する
群れ生きる=水族館の鰯の群れのように、色んな方向を向きながらひと塊になっている
天親菩薩(北インドの僧。七高僧のニ祖)が説いた「無量寿経優婆提舎願生偈」(浄土論)を菩提流支三蔵が漢訳し曇鸞大師(中国僧。七高僧の

もっとみる
中央佛教学院 滋賀つどい学習会

中央佛教学院 滋賀つどい学習会

2020.02.07@八幡別院
講師:美馬ひろみ師

本願力にあいぬれば むなしくすぐるひとぞなき
功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし(高僧和讃)

美馬先生が僧侶になったきっかけ
先生のお父様は、お寺の役員を務めたことから僧侶を目指していたが、60歳で亡くなり、その目標を達成することができなかった
大好きだったお父様のなし得なかったことを実現しようとしたのがきっかけ

本願力にあいぬれば

もっとみる
煩悩座談会

煩悩座談会

2020.02.04@直七法衣店

京都、西本願寺近くの法衣店。直七法衣店でのイベントです。
1月に開催された「懺悔ナイト」のシリーズ企画です。

今回は二人の講師が、参加者からの質問に回答する形でお話しいただきました。

浄土真宗の立場から 佐竹大智師
仏教で煩悩とは三毒のこと
三毒 貪=貪欲。むさぼり
   瞋=怒り。腹を立てる
   痴=無明。真理を知らない
  (痴はいろいろな解釈があり説

もっとみる
坐禅について考えていること

坐禅について考えていること

東福寺塔頭の勝林寺さんで初めて座禅体験をしたのが2013年4月。翌年4月から月例の坐禅会の会員になり、半分以上は参加できていると思います。また、その他の禅寺でも何度か坐禅を行いました。

今月(2020年1月)は18日に勝林寺の月例会、24日に曹洞宗の嶽盛俊光師が主催の坐禅会、25日に祇園坊主バーで臨済宗妙心寺派の小坂興道師のとの対話と、坐禅について考える機会が続いたので、今の考えをまとめておこう

もっとみる
懺悔ナイト

懺悔ナイト

2020.01.15@直七法衣店

京都、西本願寺近くの法衣店。直七法衣店でのイベントです。
宗旨宗派の異なった5名の講師が懺悔について語りました。

初期仏教 天野信 師懺悔(さんげ)とは辞書によると「自ら犯した罪を仏や比丘に告白し認容を受けること」
仏教の戒律。戒は生活規範・モラルで、律は僧侶集団が円滑に活動するためのルールで破ると罰がある
比丘(男性僧)は250条、比丘尼(女性僧)は350条

もっとみる
「仏道を歩む意味」

「仏道を歩む意味」

2020.01.13 御正忌報恩講特別講演@西本願寺

講師 山本攝叡師(行信教校講師)

仏道が日常生活と離れていることはないか?

私は、車も何も通っていない信号待ちで、衣をつけているときは青に変わるのを待ち、私服のときは左右を見て赤でも渡ってしまう経験がある→みなさんも、お寺に来たときだけお念仏している、というようなことはないですか?

近江商人の話

1 伊藤忠創業者 商売道と仏道は一つの

もっとみる
中央仏教学院のレポート

中央仏教学院のレポート

中央仏教学院というのは、浄土真宗本願寺派の僧侶養成機関です。

通学制と通信制があり、私は通信制(通信課程)で学んでいます。3年制の学習課程の1年生です。

僧侶養成機関ではありますが、学習課程は僧侶を目指すコースではなく、一般信者が仏教や宗派の教えについて学ぶコースです。

通信教育なのでレポート学習が中心で、年に一度、2日間のスクーリングが必須となっています。テキストを読んでレポートを書くので

もっとみる
四諦について

四諦について

 釈尊が仏陀になられて最初のご説法を「初転法輪」と呼びます。この初転法輪で説かれた教えが四諦八正道で、仏陀釈尊の教説の根本というべき重要な教えです。
 四諦とは苦諦・集諦・滅諦・道諦の四つの総称です。諦とは道理や真理といった意味で、四諦=四つの真理ということです。
 苦諦は、人生の真実のすがたは苦であるという真理です。苦とは、生理的・身体的な苦痛はもちろん、心理的・感覚的な苦悩も含みます。この苦を

もっとみる