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【他の人よりチョット詳しくなれる】フィンランドの教育の話

「フィンランドの教育」と聞いて、何を思い浮かべますか?


そうです!

【Phenomenon-Based Learning】ですよね!


「学力世界一」?「幸福度世界一」?
いやいや、そこはもう、フィンランド在住の方や教育に詳しい方に語り尽くされていますし、ねぇ。

ちなみに…

私は、日本めて、学位論文でフィンランドの教育の「Phenomenon-Based Learning」について書いたと自負しております。
(それに関連する論文や書籍は日本で出ているので、あえて自分が1番を取れることを書きました笑)


さて

まずはPhenomenon-Based Learningについて、簡単に説明します!
1. 「生活科」「総合的な学習(探究)の時間」のような、教科(国語や算数・数学、家庭、体育等)を横断的に学ぶ教育方法。
2. 1日や1時間ではなく、1日3時間を週4日であったり、1週間を通してであったり、学校教育の中でも比較的長期間、集中的に取り組む
3. 科学(学習科学や認知科学といった人の学びの仕組み等)や哲学(例:デューイの哲学、現象学)、心理学(例:ピアジェ、ヴィゴツキー)の理論の発想に基づいている。

これらを超絶簡単に説明すると…
多種多様な科学的根拠哲学等の思想を取り入れた、現代を生き、これからを生きる人々に求められる「力」を育てる教育方法です。

少し誇張した表現になってしまったかもしれません。
ただ、次回からを読み進めていくと、その魅力に気づき、「日本でもできるんじゃないか」「実は日本でも近いことをやっているんじゃないか」等のインスピレーションを受けると思います!まじで!
実際、私はPhenomenon-Based Learningを学び、研究したことで、自分の授業実践や教育観に素敵な影響が出ているなと実感しています!


ちなみに…
世界初のPhenomenon-Based Learningに関する論文は10年前に出ました。
それから、ここ5年前後で世界的に研究が進み始めて、日本でも同時期に少し紹介されるようになり始めました。

これらをあらかた読んでみると…
案外、最新の教育について書かれているのではないか!と思えるような研究ばかりです。

ということは…
今回はフィンランドの教育について少し詳しくなるとは言ったものの、実は最新の教育についても少し詳しくなれたのではないかと思うのです。


今日の学び
フィンランドの教科横断的な教育方法「Phenomenon-Based Learning」
それはこれまであった教科横断的な教育方法に科学や思想を取り入れた新しい学び

読んでくださった方の学ぶ喜びに僅かでも刺激を与えることができていたら幸いです。

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