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読書期間 2022年7月15日〜7月22日
文字数 約7,400
はじめに(所感)
社会人になってから自由に興味のある範囲の歴史を学んでいます。
”日本史”、”宗教からみる歴史”、”その国らしさの源となる歴史”などさまざまな角度から歴史を学ぶのが好きです。
学生当時はどうしても目先のテストを意識して出来事の名前ばかりを覚える歴史の学び方でした。
ゆえに「なぜそれが起こったか/必要だったか」に目を転じることがありませんでした。
そこに目を向けるとある時、「歴史の点」が「歴史の線」になる時があります。
(今思うと、学校の先生も歴史の線を教えようと頑張ってくれる方は居たと思います)
本書は歴史の線の集大成とも言える著書だと思いました。
その線の主軸は「ゲームチェンジ」で一貫しており、非常に読みやすいのも特徴です。
特に印象的だったのは、第十五章で現在の中国について言及しているところです。
後半ですので、あらかたの歴史の線を見せてもらった後の意見は納得感が凄いです。
唯一の難点としてはヨーロッパ史の説明で、漢字にルビを振りすぎて何を読んでるか分からなくなることくらいかと思います。
歴史好きの方にはオススメの一冊です。
第一章 農業
第二章 鉄器
第三章 一神教
第四章 紙と冊子
第五章 キリスト教
第六章 騎馬
第七章 仏教
第八章 帝政
第九章 活版印刷と宗教改革
第十章 中央集権体制
第十一章 産業革命
第十二章 フランス革命
第十三章 総力戦
第十五章 インターネット
第十六章 アニメーション(ゲームチェンジの原則のまとめ)