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読書期間 7月4日〜7月8日
文字数:約1,800
はじめに(所感)
今回の参考図書はこれまでで最もまとめることが難しかったです。(ゆえに最初に所感を持ってきてます)
というか、まとめることができませんでした。
最初に各章のタイトル、火山学者の話、(一見)なんの関係もない筆者の好きな映画や本の話
と脈略がなく「なんの話だったかな?」と思うことが多々あります。
かなり後半(七章あたり)で、何かに気付き
この本面白いかも
となりました。(なんとなく大人の聴くジャズの様な味わい)
それは首尾一貫して地球のマグマと人間の中にあるマグマ(やる気、葛藤、苦しみなど)を結びつけて説明していることです。
あくまで私の所感ですが、筆者にとって各章のタイトルは後付であり、火山のマグマと人のマグマに関する話を発散させながら、収束させるを繰り返すことで筆者が序章で述べている
・VUCAの時代に突入している現在において過去の考え方を大きく変えないといけない
・これからはコントロールできないことを人生に組み込むために
計画性よりも偶然を大事にしなければいけない
という内容をこの本を通して気付かせてくれたのだと思います。
いつの間にかお薦めの本になってしまう、そんな不思議な本でした。
第一章 喜怒哀楽をコントロールする
第二章 欲望といかに向き合うか
第三章 つらぬきとげるエネルギー
第四章 煩悩と噴火のゆくえ
第五章 白黒をつけない日本という国
第六章 心の水分の取り除き方
第七章 問いかけが生む新たな問い
第八章 青春のわななきとまたたき