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植物由来の自然食品

ホンモノを追求していくと、同じくホンモノを追求している仲間と出会う。

リアルであること=魂に正直であること。日本の社会でリアルを貫くと痛い目に遭います。なので、人目を気にして出来るだけ多くの「LIKE」を貰えるように振る舞うようになります。でもそれはフェイクな自分です。フェイクな自分ばかり演じていると、魂のリアルと合わなくなり、苦しくなります。

リアルを貫くと、LIKEは増えないかも知れませんが、愛してくれる人たちと、離れていく人たちがハッキリしてきます。リアルとはマグネットの性質があって、そのマグネットを上手に使えるようになれば、私が考えていることを愛して下さる方と繋がれる。だから、私たちはリアルであることを一番に事業を運営しています。

リアルの磁石はリアルな人々を引き寄せます。先日もイベントに呼んで下さったSERENITE@東吾妻、いつもお互いの店を行き来するMAINO CAFE@高崎、koyomiオープン前から応援してくださるNahele@水上。私自身移住者なので、群馬県へのコネクションはゼロ。koyomi開業以降、koyomiと一緒に過ごして下さるこれらのお店は同じ方向を向いたTribeです。

みんな群馬で育まれたオーガニック野菜を使い、「植物由来の自然食品」をそれぞれの表現方法でお客様に提供している。

私たちは本気でリアルな食事である「植物由来の自然食品」を信じているし、お客様にオススメしています。

このリアルな食事が、もっともっと文化として広がればいいなと思っています。

植物由来の自然食品(Plant Based Whole Food)。ホールフード(自然のままの食べ物)だから、農薬や加工食品・添加物を含まない。PBWFが健康に最も良いという研究結果や論文は益々増えていて、科学に素直な人であれば、理解に堅くない。私が特に好きで皆さんに一読をオススメしたい研究者は、コリン・キャンベル博士とバーバラ・オニール博士。私は中学・高校をアメリカで過ごしました。今から20年以上前のアメリカはジャンクフード天国で、加工食品と添加物に溢れた食事により、国民の70%以上が肥満。アメリカには食への意識が低いと感じていたのを覚えています。日本食の方がヘルシーだし、日本には「食の安全」というイメージがある。

それから20年超が経った今はどうでしょう。アメリカのミドル/アッパークラスの人々はオーガニック食材を当たり前の様に生活に取り入れています。農薬の健康や環境への影響に関わるあらゆる文献やドキュメンタリーが国民に浸透している。アメリカ人の特性を一つあげるとすると、「科学に対して素直」であるという点。この20年でアメリカ人の食と健康へのリテラシーは上がった。一方、日本人はどうだろう。私は過去20年さほど変わっていないと思う。

日本のメディアでは農薬の健康被害や、加工食品や添加物の悪影響などがフォーカスされることは殆ど無い。日本のメディアがただただ真実を追求する力が弱いということが大きいと個人的には思っていますが、特定の利権が絡んでいたり、巨大な広告主の存在が大きいのか、とにかく色々なものが闇に隠されている。私も群馬県に移住してオーガニック野菜に出会い、食事を切り替えてからの体の漲り方が明かに今までと違ったので、100日間かけて、植物由来の自然食品に関わるあらゆる文献を読み漁った。「世の中って嘘ばっかりなんだな・・・」と北米と日本の食品業界を研究して思いました。

では、コールドプレスジュースの「リアル」ってなんだろう。コールドプレジュースの起源はガン治療のための食事療法です。最も栄養価が高いジュースであるコールドプレスジュースは、解毒を促し、肝機能をあげる効果があるため、当然、美容にも効果がある。結果、オーガニック食のブームと相まって、15年ほど前からアメリカでブームとなりました。

因みに、コールドプレスジュースのガン治療への効果に関わる研究や論文は、当時のアメリカ医療業界によって無効化されてきた歴史もあり(健康な人が増えると抗がん剤が売れなくなるから)、また衛生的に大量生産できる設備が存在しなかったなどの技術的な限界もあり何十年も普及せずまま、近年になり美容/ダイエット効果にフォーカスされてブームとなった、という話しからも、コールドプレスジュースの将来が美容やファッションの方向を進むのではなく、本来の健康目的に揺り戻される可能性があると考えるのが自然です。私はkoyomiを興すにあたり、コールドプレスジュースを古典に戻すことを事業モデルのコンセプトにしました。


ちなみに、世界に多くのファンを持つ上述の二人の研究者はいずれも、母国でBANされた経験を持ちます。驚きです。不都合な事実を明るみに出す人はどの社会においても、社会的な隠蔽を受ける。

百聞は一食に如かず。植物由来の自然食品を是非生活に取り入れて頂くために私は今後も創意工夫致します。植物由来の自然食品は、最も「人間らしい食べ物」です。

上述の通り、暗い暗い闇とも対峙しながらも、私達は心底明るい気持ちでお店を運営しています。なぜなら、時代はもう変わったから。

時代はガラリと変わった。世界中の誰もが実感し、納得する、なんてことがあるんだ。。。と私は人生で初めての感慨を持ちます。時代がまた別のフェーズに入った、という感覚が世界中の多くの世代に共感されています。ヨガや、宇宙の摂理に注目している方々による「いよいよ風の時代だね」という話しに留まらず、世界中の国であらゆる世代の人々がそれぞれに時代の変化を「実感」している。

時代が変わった。風の時代を幸せに暮らすこと。そのためには、まず自分らしく居れる環境を作ることだと多くの賢者が言っています。私は資本主義の前線で病を煩い、オーガニック野菜やヨガを通じて自然との調和の大切さを学びました。

資本主義の原動力は「欲」です。一方、ヨガ哲学の本質は「愛」です。一見、水と油の様に相反する関係に見えますが、この「欲」と「愛」が同居できる補完関係をどうつくるのかで、次の時代の過ごし易さが決まってくる気がします。

今までの資本主義は誰の目からも限界があるわけで、「どうやら欲の先に幸せはなさそうだ」と多くの人が気付き始めています。そこにヨガの哲学が多くの人に納得感を持たれているのは、世界は資本主義が言うように右肩上がりに発展していくのではなく、螺旋階段の様に発展していくものだからだと思います。

螺旋階段。それは、上から見ると、元の場所に戻ってきた様に見えるけれど、横から見ると確かに一段上がっている。

私達の「食」は戦後、特に70年代以降、工業製品としての発展を遂げましたが、今後は自然食品という古典へと戻っていきます。koyomiはその先陣に立ち、カラフルで健康に良い、カラダ喜ぶ食事を沢山作り続けます。過去に戻るのではなく、豊な未来へと一段上がるために。

自分らしくあるためには、人間らしい食事を。
さぁ、昇りましょう、螺旋階段の先へ。未来はこちらの方向です。

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