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戦略的な「離れる」は逃げではない。

おはようございます。
ハロウィンで風邪をひく人多いんだろうな〜と、母目線でハロウィンを見ている坂口です。

さて、『戦略的に逃げろ』についてお話ししたいと思います。

『逃げるな!に騙されるな』

30代の僕にはもちろん先輩がいます。

僕が20代、10代後半の時の先輩の世代方々が思う「愛」とは厳しくすること。そして、みんな一緒でした。

相手に合わせてスタイルではなく、年下が年上の人に合わせることが、
「社会人」としてのマナーでした。

いわゆる「先輩のいうことは絶対主義」ですね。
まぁ、僕は「ゆとり世代」って奴なので、正直、先輩の言うことは絶対という感覚はなかったですし、それを下の子たちに強制することもかっこ悪く思ってしまいます。

ゆとり世代だからなのか。。。はたまた海外かぶれだからなのかはわかりませんが、僕は「逃げるな」という言葉が苦手です。

海外に行って思うことは、日本人は真面目すぎる。これはいいところでもありますが、言い方をあえて悪くすると舐められます。

海外で結構多いのが(もちろん全員じゃないよ)、一生懸命仕事をすると、「仕事が好きな奴認定されるから5〜7割くらいでしか働かない」という考え方があります。

もちろん、全員ではありませんが(再度お伝え)、
「今日は雨だから行かない」とかその程度です。

「いやいや、小学生でも雨でも学校行くよ?」と言いたいところですが、
上下がない海外では、
「みんなに迷惑かかるから(頑張る)」とか「仕事の量が増える」は「すごい働くね。」と言う感想で終わりです。

海外の人は、基本的に仕事のポジションが自分の人生の一部なので、仕事(労働)にエネルギーを使いません。

なので、ファームジョブをしていたのですが、アジア人(主に日本人)だけ働いて、欧米人は休憩しているという構図は何度もありました。

「俺らも休ませんかい!」と思いますが、仕事が好きな奴認定された上で、
真面目な僕ら(日本人)は文句を言いながらでも、働き続けます。
#なんとも日本人らしいよね

そんな経験をした僕なのですが、ボイストレーナーをしていて「俯瞰で見る大事さ」を何度も伝えます。

みなさんも「鳥の目」「虫の目」というのを聞いたことがある人もいると思います。鳥も目は一言で言うと離れた視点で、虫の目は近づいた視点。

音楽も同じです、
近づいて、こんな歌い方してんだ。と聞きいることも大事ですが、離れて聞いてみて、こんな感じかな?と聞くのも大事。

その時に「俯瞰」=逃げる。の方程式を持っている方も多い。
気持ちはわかりますが、逃げるではなく離れる。と言うのは大事。

ビックボスこと新庄さんも、森本稀哲選手(後輩の選手)がスランプに陥った時に「野球のことから離れる勇気も持った方がいい。」とアドバイスしたそうです。

僕は「逃げる」と「離れる」の違いは、感情的か戦略的かどうかだと思います。

『宮本武蔵のように生きろ』

きっと名前くらいは聞いたことがあるんではないでしょうか?
「宮本の武蔵くん」
武蔵は73人と1人で戦ったがあります。常識的に考えると、絶対に負けます。では、武蔵はどうしたかと言うと、「逃げました」

「なんだそのオチは!」と思ったかもしれませんが、その逃げには意味があるんです。実は武蔵は1対1にしようとしていたんです。

逃げ回って、1対1の構図ができたら戦う。それを繰り返ししたんです。
このように戦略的に逃げる(離れる)ことで見えてくる景色はいくらでもあります。

なので、僕は人生においても、「逃げて考えない」ではなくて「離れて考える」と言うのは重要だと思います。

みんなこんな人生にしたいとかこんな人生だったらな〜と言う「理想」はあると思います。

「何が足らないのか?」「どうしたらいいのか?」関しては離れないと見えてこない景色です。

自信を持って自分で「離れているんです!」と言えばいい。
自分の得意なフィールドを見つけて、そこで結果を残すだけでいい。

結果が出ないところで出す頑張りよりも、結果が出やすいところで頑張る。
これも俯瞰しないと見えてこないと思います。

それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。

坂口靖彦でした。
ばいちゃ〜


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