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素敵な子育て支援

こんにちは。
安田和世です。

街を歩いてると選挙演説が活発になってきましたね。
話を聞いていると、日本は、消費税や少子化問題など多くの課題がありますね。 


テスラ社CEOイーロンマスク氏のツイッターより
「日本は出生率が死亡率を上回るような変化ない限り、いずれは消滅するだろう」

去年(2021年)の日本の合計特殊出生率は1.30(6年連続減少)です。
人口の減少幅は62万8205人(2021年)と過去最大に減少しました。

人口の減少の影響は
労働力不足→税収減→社会保障費減→国力衰退
へとつながっていきます。

日本で少子化対策はうまくいっている町があります。
岡山県の奈義町です。
少子化対策に力を入れて2005年の合計特殊出生率は1.41が2019年には2.95と引き上がりました。

奈義町の3つの政策

1.お金の支援
出産祝い金一律10万円
高校卒業までの医療費無料
保育料を国基準の55%
高校生の就学支援に年間13万5000円
不妊治療に年間20万円を上限に援助

2.母親の時間支援
1時間300円から預けられる子育てサポートあります。
先輩ママや地域のおばあちゃんが子供を見てくれます。子供を預かるおばあちゃんも子供を遊ぶことで、若返って楽しんでいます。

3.子供と一緒に働ける職場を提供
仕事は、チラシやポスターの作成、ラベル貼りなどで、働く時間は自由で、子連れのママは、ずっと家にいるよりは気分転換になっていいそうです。

どうやってその予算を捻出してるのか?

予算を捻出するために、
1.議員の定数を約2/3に減らした。
2.町の職員も120名が90名ほどに減らした。
町の予算が約40億円程度で、その中で子供関係の予算は約15%程度(年間6億円)でやっている。

奈義町の町長は「覚悟」が大事とおっしゃっていました。
1つの町で少子化対策がうまくいってるのであれば他の町でも実践していけると思います。

議員の方や役所の方には痛みが伴うことだと思いますが、1つ1つの課題に対して「覚悟」して実践してほしいですね。


ちなみに、海外の少子化対策でうまくいっているのは「ハンガリー」です。
2010年にオルバン・ヴィクトル首相が少子化対策を取り組み2011年の出生率が1.24%が2018年には1.55%(日本1.30%)にあがっています。

政策としては、
1.育児手当が2歳まで毎月受け取れる。
2.産休・育児の保障として、育休は3歳まで(給与総額の7割が支給)とることができる。
3.減税として、4人出産した女性の所得税は生涯免除
4.住宅購入の支援として、3人以上出産した女性は新築を購入した場合、約370万円支給
5.出産ローンがあり、出産で約370万円を3年間無利子で借りられます。9年以内に3人産めば返済免除

があります。

私も今、子供が2人います。
3人目も欲しいと奥さんと話しています。

ハンガリーの施策を日本がやってくれたら嬉しいですね。

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