産後クライシス・別居・離婚騒動から幸せになる方法
こんにちは。
MKY's合同会社の安田和世です。
4-5年前の私が36歳の時の話です。
私は、35歳の時に9歳年下の妻と結婚しました。36歳の時に娘が産まれたときです。
当時仕事では新規事業の立上げがあり、家庭では初めての育児と毎日が戦国時代でしたw
新規事業は一年前から仲間と共に作り上げている最中で私は、家族と過ごす時間も少なく仕事が忙しく帰宅時間も遅いことが多かったです。
予定よりも遅く家に帰ると妻の攻撃的な言葉の嵐で、夫婦喧嘩が絶えませんでした。
その1年間で6度は離婚をするまで喧嘩をしていました。
例えば家に帰る時間が30分遅かっただけで、妻はイライラしていました。
妻が作ってくれた晩御飯を私が温めて始めた時に「私が作ったご飯を食べなくていい!」と妻に言われました。
私も感情的になり、外食をするために上着を着て玄関を出ました。
すると「ガチャッ」と内鍵が閉まる音がしました。『おい!おい!おい!マジかよ〜』と内心半信半疑で、ドアを開けてみると見事に内鍵がしまっていましたw
内鍵を閉められる話はパパ友からも聞いたことがありましたが、まさか自分がされるとは思ってもいませんでした。
他にも妻は気に入らないことがあると私を寝かさずに口論し続けていました。
夜中の2時、3時まで妻が激怒しているときに私が眠るためにベッドに横になるとパジャマを掴み私を持ち上げて起こしにかかってきました。
話を最後まで聞かない私がわるいのですが、寝たらやられてしまう、まさに戦国時代でしたw
結婚する前から、パパ友から「産後クライシス」というものがあるから気をつけてと言われていました。
元々薬剤師でしたが、「産後クライシス」という言葉を私は知りませんでした。
「産後クライシス」はさまざまな要因によって複合的に引き起こされると言われていますが、出産を終えると女性のホルモンバランスが劇的に変わってしまいます。精神的にも不安定になるだけではなく、赤ちゃんを守ろうとするホルモンが出るため赤ちゃん以外の旦那は敵になってしまうそうです。
例えば、母乳の分泌を促進するプロラクチンというホルモンには「敵対的感情」を煽る効果があるそうです。
まさかのまさかうちも産後クライシスになるとは思っていませんでした。
仕事が忙しく妻の言葉に耳を傾けなかった私が悪いのですが、新規事業の立上げで忙しく妻への配慮が足りていませんでした。
そのため夫婦関係は悪化していき、離婚することを私は決意しました。
離婚話を妻にしたところ離婚だけはしないと妻も決めていたため、別居をすることにしました。
うちから徒歩15分ぐらいの場所に妻は新しい家を契約しました。
妻が選んだ新居は家賃が安いため、駅から新居まで街灯がなく治安がいいところではありませんでした。
妻と娘を治安が悪いところに住まわせることには抵抗があったため、別居を一旦やめることにしました。
別居はなくなりましたが妻との関係がよくなったわけでなく妻との関係に悩んでいるときに、経営者の先輩Mさんに相談にのっていただきました。
Mさんは事業で大成功していますが、離婚経験もあり経験豊富な女性経営者です。
Mさんに離婚の相談で連絡をするとその日のうちにランチの時間を作ってもらい、話を2時間ほど聞いてもらいました。
Mさんは、私の話をしっかり聞いてくれました。妻の味方をするわけでもなく、私の味方をしてくれるわけでもなく、しっかり話を聞いてくれました。
そして、私に必要な本と動画を教えてくれました。
Mさんは私に「離婚した方がいい」とも、「結婚を続けた方がいい」とも言いませんでした。
それがすごく居心地が良く、私に全てを選ばせてくれました。
Mさんに教えていただいた本と動画を観て、私がすべて悪かったと気づくことができました。
妻への配慮不足のため、妻を不安にさせて感情的にさせていたのです。
経営者として、仕事仲間にしているような配慮を妻にもするように変えました。
自分の愛情や感謝の気持ちを毎日のように伝えることを始めました。
今では「大好きだよ」、「いつも可愛いね」、「本当に綺麗だね」と毎日言っています。(お世辞でなく、本心で言っていますw)
Mさんのおかげで離婚騒動から4年経ち、今年で結婚6年目を迎えることができました。
6年目の記念日はMさんの彼氏のKさんのお店である高級フレンチ店でお祝いをしました。
そして娘だけではなく、息子も産まれて、今は4人家族になり、毎日幸せに暮らしています。
ちなみに彼氏さんのKさんの高級フレンチのお店は、プロポーズでも使わせてもらいました。そして、毎年結婚記念日はこのお店でお祝いをしています。
私は、友人に恵まれた人生だと本当に思います。経験豊富な先輩のおかげで、今の幸せがあります。
家族を大切にすることで、事業に集中することができやっと軌道にのることができました。
大変な時期に支えてくれたスタッフにも本当に感謝しています。
仕事に関しては、家庭の離婚問題で100%のパフォーマンスを出せていなかったと思います。それに気付いていながら私に対して指摘するわけではなく、私のできないことを率先してフォローしてくれました。
本当に感謝しています。
最後に幸せであり続けるために大切なことは
1.コミュニケーションをとる時間
夫婦関係、仕事仲間との関係、友人との関係も全てにおいてより良くしていくためにはお互いを理解するコミュニケーション能力だと感じました。
幸せになるためには、コミュニケーション能力が不可欠です。
そしてコミュニケーションの能力は先天的なものでなく後天的な能力で、努力をし続ければ向上していく能力です。
2.経験豊富な尊敬できる先輩
信頼できる人生の先輩の存在も幸せになるために不可欠だと感じました。
36歳の時に1人で考え、悩んでいたら今の幸せは絶対になかったと思います。
自分が悪いのに、相手のせいにして結婚を諦めていたと思います。
3.信頼できる仲間
支えてくれる仲間や友人の存在です。人生100年時代、常に絶好調と言えたら最高ですが上がり下がりするのが人生だと思います。
下がったときに、頼れる仲間がいることは本当に心強いです。
今も幸せですし、これからの人生もさらに幸せにしていきます。
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