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魂で生きる知恵。ハワイアンの叡智。

昨日もまた『ハワイのお話会』だった。

昨日のテーマは「魂で生きる知恵 ホオポノポノの探求」。ホオポノポノを探求した結果、「魂で生きる知恵」というものにたどり着いた。それをシェアさせていただいた会である。

参加してくださった人たちが何を期待していたのかは知らないが、ハワイの話を飛び越えて「魂」とか「意識」というスピリチュアルなお話になるとはきっと想像し得なかったんじゃないかと思っている。

私にとって、ハワイを追究するということは、自分の生き方やあり方、を追求するものだといつしか考えるようになった。先日、『ハワイの伝統的な精神的価値観とは?』でも綴ったが、「すべてのものがあらゆるものと繋がっている」という認識の中に生きるハワイアンの生き方は、私たち日本人の物事の決まりきった認識をアップデートさせてくれるような気がしているのだ。

ハワイアンのワンネスの感覚は、三次元の物理的肉体世界から旅立ったすべての人たちをも含んでいるところが特筆すべき点である。
ハワイアンの精神性の中には、私たちが通常考える「死」というイメージはなく、ただ人間から霊体へと「アドレスを変える」だけのことだ。
そこに悲しみがないということではないし、死を軽んじているわけではないということだけは誤解しないで欲しいのだが、肉体から霊体への物理的変化としての「死」は、ただ魂が肉体を脱ぎ捨てることに他ならず、あの世でスピリチュアルガイドとしての役割を果たすことも含めて、新たな出発を意味しているという認識なのである。
そういう意味においても、彼らの精神的価値観は非常に高いものだと考えられるし、すべてのものがあらゆるものと繋がっている=ワンネスという意識も、私たちよりも深いところで理解し、アロハスピリットとして実践しているのである。

このことを知って私は「なんかメビウスの輪みたいだな」と思ったのだ。
幅広のテープの端をクルッと180度ひねって繋ぎ合わせるとできあがるアレである。

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表だと思っていたところが裏であり、ウラだと思っていたところがオモテだった。言い方を変えれば、陰だと思っていたところが陽であり、陽だと思っていたところが陰である。つまりは二元論を飛び越えた、次元を飛び越えた世界がそこには広がっている。

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ハワイアンの精神性が、すべてのものがあらゆるものと繋がっている、人間から霊体へと「アドレスを変える」だけ、と言われてもピンとこない人は、このメビウスの輪を思い出してみるといいかも知れない。
ハワイアンの精神性はとてもスピリチュアルなものだと伝えているが、要は優劣、善悪、陰陽、男女、生死……とにかく二元的な性質のものを飛び越えた世界の中で、それはまた愛とか調和とかいう言葉でも表現されるが、メビウスの輪が示すように「無限」の広がりという終わりのない精神性の中で生きている感じがしているのである。

どういう意識の持ち方、自分自身のあり方で生活するかは、その人の世界観を形作る。二元論の世界はとても息苦しい。いっそのことそれを飛び越えた意識の中で暮らしてみたらどうだろう?それはまたハワイアン的ライフスタイルにも通じるところだ。

昭和生まれである私の頭の中は、時代が変わった今となってはジャンクな二元論的意識で埋め尽くされているし、それがデフォルト仕様になっている。
これからの時代に対応するためにアップグレードする必要がある気がする。
魂で生きる知恵を昔からハワイの文化に定着させてきたハワイアンの生き方、あり方は風の時代、水瓶座の時代と呼ばれるこれからの私たちの世界に大きく役立つ叡智となると信じている。10月24日(土)にも同じ話をする予定。2席ほど空きがあるので興味ある方はぜひ。

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