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【出産】 新しい命が誕生: 実際に感じた立ち会い重要性について

帰省から5日目。
出産予定日よりも1週早く、我が家の新しい家族が誕生しました。

余裕を持って帰ってきたことが功を奏したのか。
出産の立ち合いもすることができましたので、今回は男性目線での出産について書いていきたいと思います。


“お腹を痛めない側“の目線

「出産」に関してどんなイメージを持つか。
人それぞれではありますが、女性と男性では大きく考えやイメージが異なるのではないでしょうか。

筆者の父親世代であれば「出産の立ち合い」という概念がない人も多いのかもしれないですし、筆者世代でも(そもそもの話として)自分のお腹で起きていることでないが故に「当事者意識を持とうにも持てない」という方は少なくないかと思います。

筆者もその中の1人で、立ち合いをするための時間(=休み)を確保したり、出産後の段取りなど当事者として行動はするものの、「父親になる」という実感はどこかやんわりとした感覚であったというのが正直なところです。

先月末にお酒を飲みすぎたことから、禁酒をしていたこともあり…苦笑
まずは陣痛が起きた際に病院までの送迎担当。
そして出産時のサポート、出産後の手続き関係への対応…

とにかく自分のやるべきことをやる!
そんな気持ちで出産当日を迎えることとなりました。

想像を遥かに超える「惨状」

当日は明け方、1階で寝ている妻から電話がかかってきて起床。
「お腹が痛い…」とのことで、陣痛も5分間隔となってきたタイミングで病院へ電話をかけたところ「病院に来てください。」ということだったので慌てて家を出る準備をすることに。

病院へ着いたら入院することが決まり、ただ「もうすぐ出産が進んだら、旦那さんにも連絡しますね!」とのことで、筆者は一旦病院を出ます。

「今日は長くなるだろう…」と悟った筆者は、朝マックをしながら読書やnoteを書き、9時半になって妻の実家へ戻って仮眠を取ろうとマックを出た矢先、妻から「出産が進んでいるから、病院に来て欲しい」とのLINEがあり、改めて病院へ向かうことに。

そこにいた妻は本当に苦しそうで、嘔吐も繰り返しておりました。
事前にYoutubeの動画でイメトレをして、妻とも事前にどこをマッサージして欲しいかなど打ち合わせておりましたが、そんなことは全く役に立たず…汗

自分が苦しいのは、自分が我慢すれば…と割り切れますが、目の前に苦しそうな人とがいるのに何もできないことほど無力さを感じることはないですからね。

筆者はただただ妻の腰を押して、「あともう少し!」と励ますことしかできず。
ただ幸いにも初産にも関わらず、病院に着いて6時間ほどで子宮口が開き、お昼には分娩室に移動しました。

そこから出産までの間は妻の痛々しい姿とグロテスクな光景の連続。笑
筆者は馬のお産の様子を動画で見る機会があったことから、意外にも平気でしたが、あれは気絶して倒れる人がいてもおかしくないなと。

そんなこんなで病院に着いて7時間半が経った頃、赤ちゃんが無事に出てきました!妊娠から悪阻の時期、そして出産前後の痛みのフェーズを見ていたからこそ、味わうことのできる感動の瞬間。

これまで「立ち合い」を侮っていたことに気づいたのと同時に、これは是非(少子化が叫ばれる今だからこそ)男女関係なく体感すべきではないかとも思った次第です。

男性も準備が大切

そんなこんなで筆者自身は役立たずの結果となってしまいましたが、それでも出産前の準備は大事だと感じました。

筆者は北海道へ戻ってきてからの数日間、妻の状況を聞く中で、少しずつ出産のメカニズムや流れを掴むことで当日を迎えることができましたが、もし東京に滞在したまま妻の陣痛を知り、急いで北海道へ戻ってきていたら…

妻の逆鱗に触れていたかもしれませんw

というのも先月、助産師はるかさんの「NGワード」の動画を見て「これは流石に酷いなw」と思ったのですが、1時間に10回以上来る陣痛に苦しむ姿を見ながらサポートする時間は、普段の1時間よりもかなり長く感じました。

これをもし陣痛や出産のメカニズムを知らずに、また仕事が終わった後の深夜〜明け方に立ち会っていたとしたら、自分も「まだ生まれないの?」と思ってしまっていたかもしれないと思った次第です。

そういった意味でも「出産」について知ると知らないでは大違いですし、Youtubeなどの動画に加えて、パパママ教室や実際に出産を経験した夫婦のリアルな話を聞くと、より解像度が上がってくるのではないかと考えております。

子どもを迎えるまであと5日!

まずは母子ともに無事出産を終えることができ、妻が入院中の間は自分自身のリフレッシュ(と妻の両親に迷惑にならない)ため、数日間は実家でゆっくり過ごすことに。

実家でやるべきことと自分自身の時間を満喫したいと思います。

それが終わったら、ついに子育て!
7月の下旬には妻と子を残して東京へ戻る予定なので、実質10日間とはなりますが、家族との時間を楽しむことができればと思っております。

これから転職も然り、ワクワクドキドキの毎日となりそうですが、その緊張感も大事にしながら日々の生活を充実したものにしていきたいです。

それでは今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

自分が大事にするものを皆さんへ共有できればと思っております。共感して頂ける方からサポートをいただけますと大変ありがたいです。